マイミクさんの日記転載 拡散希望
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【1】-(6)この国、今の日本を見るために知っておきたい最低限のこと
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(5)(そのことはもう十分わかっている。むしろ、基地のない島作りのほうが、逆に現実的な解決策になってきている。)【*もも注 】
…… (つづき )……
去年(2009年)の秋以来、沖縄では何度も基地撤去のための県民大会が開かれ、最近の名護市議会選にいたるまで主要な選挙ではすべて基地反対派が勝利してきた。
ここに表明されているのは、もはや沖縄は日米安保体制の「捨石」にはならないという民意である。
沖縄戦で本土防衛の「捨石」とされ、サンフランシスコ条約で日本から切り離されて米軍基地の島にされ、60年の安保条約改定時には本土にあった基地まで引き受けさせられ、やっと日本に復帰してもう40年になろうとするのに、沖縄はあい変わらず「米軍基地の島」のままである。
そして政権交代が果たされ、変化の兆しが見えたのもつかの間、鳩山の後を襲った菅政権は、沖縄の「負担」に「感謝」を表明して、そのまま沖縄を「平和憲法」と日米安保体制との「捨石」にし続けようとしている。けれども民主党政権は、いまこれまでになく強く表明されている沖縄の人びとの意志を挫くことができるだろうか。
沖縄が「基地のない島」に戻るのはもちろん簡単ではなく、長い道のりが必要だろう。【*】
だが、いずれにせよ日本で唯一の地上戦の戦場になり、そのまま米軍に占領されて勝手に基地の島に作り変えられ、その後は日本政府みずから必要としてそれを維持しているというのは、あまりに不当な状態である。
ましてや、世界の情勢は半世紀前とは大きく変わっている。
沖縄の問題とは、結局のところ日本の政治の問題である。冷戦が終わろうとどうなろうと、日本はこのまま永続的にアメリカに身を託し続けてゆくのか、それとも、アメリカの凋落や中国の台頭によって根本的に構図を変えてゆく世界のなかで、長期的な展望を練り直し、国際社会のなかでの新たなあり方を模索し創り出してゆくことができるのか、問われているのはそのことである。
日本国憲法の戦争放棄条項は、たしかに日米安保体制とセットになっている。けれども、日米安保を見直すことが憲法9条を見直すことにはつながらない。核兵器と大量破壊兵器が蔓延する時代に、世界の主要国間で戦争が起こることを想定するのは難しい(ついでに言っておけば、そうした危険な兵器を抱えているのは「テロリスト」などではなく、自らの「安全」への権利を主張する世界の主要国の側なのだ)。だとしたら
最後の(7)へと続きます。
私の*【注コメント】はそちらでまとめて。
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