ROCK'N'ROLL GYPSIES 2016.10.23 CLUB SONIC 水戸

それでは10/23にCLUB SONIC 水戸までジプシーズを見に行ってきた
ので、いつものように感想書いておきたいと思う。

私は栃木県在住なので隣の県でのライブということで、決まった時
から楽しみにしていた。この日は車で移動したが、水戸に車で行く
のは久々だったので途中で道に迷ってしまい、なんとか開場時刻ギ
リギリに会場到着。前から２列目の真ん中くらいの位置を確保し、
開演を待つ。
CLUB SONIC 水戸は初めて来たが、広さ的には昔の新宿ロフトくら
いだろうか。開演前にはＤＪがクラッシュやストウジーズやジャム
をかけてくれていてそれだけで盛り上がってしまう。この日は17:30
開場で18時開演とＤＪタイムは30分プラスアルファくらいだったが、
これは遠征してくれる人に対しての配慮なのだろう。

開演時刻を15分くらい過ぎたところでＢＧＭが変わりメンバー登場。
ライブは「LOVE HURT」から始まった。セットリストはいつものよう
に最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、この日はメン
バー全員調子良さそうだった。この日はオープニングアクトもなく、
ライブ前にメンバーが酔っ払うほど時間がなかったのが良かったの
かも（笑）。

前半はおなじみの曲でバンドがあたたまってきたところで、新譜か
らの曲中心の後半が始まる。今回の新譜に関しては私は絶賛してい
て、素晴らしいと思う。全８曲で35分くらいというのは短いような
気もするが、昔のアナログ盤の頃はこのくらいが普通だったと思う。
そう、ＬＰ時代の雰囲気がするんだよ、今回の新譜は。
花田さんは以前インタビューで「曲は篭らないと作れんタイプで、
今は旅に出っ放しだからなかなか出来ない」と言っていたが、出来
ないなら出来ないことを認めて少ない曲で勝負するのは潔いと思う。
そんな状況で出来てきた曲が「あきれるぐらい」「Miles Away」
「空っぽの街から」なのだ。素晴らしいとしか言えない。もちろん
下山さんの曲も池畑さんの曲もいい。

ライブ本編は「LUCKY LOVE」で終了。少し短いような気もするが、
飛ばしっぱなしで一気に駆けぬけた感じがいい。

アンコールでメンバー再登場の時に、会場から「池畑さん誕生日お
めでとう！！」の声とともにあちこちからクラッカーが鳴り響く。
そう、この日は池畑さんの誕生日で、事前に会場にクラッカー配っ
て準備してくれた人がいたのだ。私もクラッカー鳴らさせていただ
きました。その後花田さんがギターの伴奏で下山さんが音頭をとり、
会場中で「HAPPY BIRTHDAY」の合唱が。いや、感動的でした。池畑
さんも58歳だそうで、あと２年で還暦なんて信じられないよ。

その後花田さんよりＤＪの磯カンタ氏と主催の地元でライ部への感
謝の意がＭＣされたあとアンコールへ。「風の跡」「夢うつつ」
「DO THE BOOGIE」の３曲。久々に聴けた「夢うつつ」は嬉しかった
なあ。以前にも書いたが山口冨士夫のこの名曲はジプシーズに歌い
継がれているのだ。これってすごいことだと思うよ。

そういう訳で、全17曲で約１時間40分くらいのいいライブでした。
やはり新譜出してツアーまわってきて、バンドは非常にいい状態に
ある。この後は12月に高円寺HIGHでのライブが予定されており、そ
ちらも今から楽しみだ。

ROCK'N'ROLL GYPSIES 2016.10.23 CLUB SONIC 水戸
01.LOVE HURT
02.NATURAL POWERED 1
03.TRUCKIN'
04.只の夢
05.渇く夜
06.HO TRAIN BOOGIE
07.OLD GUITAR
08.あきれるぐらい
09.Miles Away
10.You won't be my friend
11.空っぽの街から
12.Till dawn
13.危険な日常
14.LUCKY LOVE
（アンコール)
15.風の跡
16.夢うつつ
17.DO THE BOOGIE