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2016年10月25日23:04

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灯油ストーブが高コストな理由

◆灯油ストーブが高コストな理由
 灯油ストーブとエアコンを比較した場合、今の灯油価格だと熱量当たりのコストはエアコンと大差ないですが、問題は灯油ストーブの最小発熱量が大きいことです。
 一般的な灯油ストーブの発熱量は最大時 2.4kW くらい、最小時で 1.9kW くらいです。最小火力以下に火力を弱くしようとすると臭くなります。
 灯油ストーブを最小能力で運転しているときの灯油の消費量は 0.18L/時強です。灯油が 45円/L だとしても 8.3円/時強の暖房コストになります。
 インバーター式のエアコンの最小能力時の消費電力は 0.13kW(熱出力0.6kW) 程度なので電気代は 4円/時以下で済み、灯油ストーブの灯油代の半額以下で暖房できます。
 以上は温暖地に建つ一般的な性能の住宅の 6畳間を想定しています。これが 20畳以上の広さの部屋になってくると、今の灯油価格の場合は灯油ストーブとエアコンの暖房コストは同じくらいになります。
 更に書き加えると、灯油ストーブを使用した場合は頻繁な換気が必要になるので、その際に失われる暖気を補充する必要があるので、その分だけ暖房コストは上昇します。

備考
 温暖地に建つ一般的な住宅の 6畳間の室温を維持するのに必要なエネルギーは、周日の平均で 0.6kW 程度なので、それを基準にしています。
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