共感覚 とは? 何か??
先日、とある大学の講義で
「陰陽五行 と 日本画」 に ついて という
ちょっと、難しい話題を聞きに行って来た。
「五行思想」というと、
”木火土金水”という この世の万物をつかさどっている元素
それぞれに 方角や時間、そして 【色】を割り当てて、
(青赤黄白黒) 物事の成り立ちを説明する 思想だが、
うさんくさい 占いのイメージが、私の中には強くある。
その予備知識にと
BOOK OFF で 似たような内容の本を物色していると、
【 音に色が 見える世界 】 という
ちょっと 変わったタイトルの本を見つけた。 (PHP新書)
岩崎純一という著者なのだが、彼自身が「共感覚」の持ち主で
なんでも、
ひらがな や 漢字の文字 に 色が着いて見えるのだそうだ。
また、音を聞いても
それが一定の色に感じるそうで・・・ 聴覚が視覚と「共」に混在する
それが、【 共感覚 】 なんだそうだ。
絵を描く「画家」… 特に変わった絵を描く人、独特の色使いをする人
過去のそんな人達の中にも この症例の人が居たのではないだろうか?
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共感覚
初めて聞いた言葉なのだが、私自身 理解できるというか、共感できる体験がある。
わざわざ 本 にまでするくらいだから
まんざら嘘でもないだろうし、
世界中に この症例を訴える人が沢山いるらしい。
この本を読むまで、私はこの事実を知らなかった。
(正直、自分だけ どこかおかしいのかと思ってました)
ただ、私の場合
この著者のように、文字に色は見えませんし、いつも常に
音と映像が混線しているわけでは無く、
例えば、
寝入りばな とか お風呂でリラックスしている時とか、
なぜか神経が研ぎ澄まされている時にしか、この症状は現れません。
お風呂で、
水道の蛇口から、滴り落ちる水滴の
「ピチャッ」 「ピチャッ」 と いう 一定間隔のリフレインが、
其の度に、
丸い球体にが回転しているような映像になって、
明らかに 聴覚と視覚が混乱してしまう。
私: 「わぁ〜、 なんだ〜 何が見えてるんだ〜!!」 っと。
不安になったものです。
蒲団の中で、
妙に目が冴えてしまい、眠れずにいて
古い柱時計の
「カチッ」 「カチッ」 と いう かすかな音が、
先の尖った三角形の形として 見えてきたりします。
時には、 その鋭利な感じが 手の触覚として感じられることもあり、
視覚だけでなく、五感全体が混濫することもあります。
映像が音として、感じられることもありますし、
心臓の鼓動の音が
はっきりと聞こえ、それが形に見えることもあります。
子供の頃は、
かなりの頻度で、月に2回とか・・・
「おっ また来た〜」
と症状が出ていたのが、
この歳になると、
まったく無くなってしまっています。
ちょっと 寂しい。 (笑)
この症状に 名前 があったとは・・・・・・・・
そして 同じ様な人が他にもいたとは・・・・
いまさら ながら 驚きです。
。
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