2016横浜DeNAベイスターズドラフト短評

■名スカウトのドラフト採点。「最悪は阪神、最高はロッテ」
(THE PAGE - 10月21日 06:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4252044

先日行われた今年のドラフト会議

順位が上がって今までのような指名はできないと思っていたがそれ以前の結果

今の時点では65点、個人的には阪神に続く低評価だ

最初の報道は寺島指名予定、ここまではいい

実際に最初に指名したのは柳

ここでまず1つ目の違和感

しかもこれが中日とかぶりくじをはずすという最悪のパターン

次にいったのがなぜかどこも指名していなかった佐々木

5球団が集まる異常な状況、当然といわんばかりにはずす

今年はこの時点でー30

スタートから大きくつまずく

外れ外れ1位に神奈川大の濱口遙大を指名、最速151キロの直球とブレーキの利いたチェンジアップが武器、今年の大社の左腕では素質はNO.1だとは思うがいかんせん四死球率が高くその改善からのスタート、来年1軍に出てこれれば十分と見る、まだ素材的な部分が多い完成系は元ヤクルト石井弘寿か、地元枠の選手でもあるので活躍すれば人気も出そうだ、しかし2位でも入札は可能だったかなあと感じる選手ではある

2位には東海大北海道の水野滉也、北のサイドハンド、リーグ戦では無双したがタイプ的には中継ぎか、リーグレベルも低くやや疑問が残る指名
1位が素材の左腕なだけにここで即戦力の先発タイプが必要だったのだが・・・
本当にこの順位でないと獲得できないような選手だったのか、即戦力を期待してなのは間違いないとは思うがこの投手が先発で結果を残せるか残せないかで今回のドラフトは大きく評価が変化することになると思う
De加賀のような投手になるかヤクルト館山のような投手になるかで評価が大きく変わると感じる
個人的にはこの順位での指名はどうしても納得できない指名の一つ

3位に今年の高卒内野手で個人的にNO.1評価の秀岳館の松尾大河、U18では三塁を守ったが本来は遊撃の選手だ、その大会では打率.444を残し首位打者、アジアレベルなら即通用することを見せ付けた、走攻守すべての面で高校生レベルでは上位、ここからプロの世界に入ってどこまで伸びるか楽しみな選手だ、SB今宮のような選手が成長完成系か

4位に近江高の京山将弥、これも素材、183cm75kgの体はいかにも細い
プロでやるにはここから体を作ることが重要だろう、この素材にこの順位はやや高すぎる気もしたが球団がどうしても欲しいということだったなら仕方ないのかなとも感じる
成長完成系はオリックス西みたいな投手だろう

5位にはよくこの順位で取れたなあという明秀学園日立の細川成也、高卒内野手のNO.1が松尾なら高卒外野手の右打者のNO.1はこの男だと思う
高校通産63本の強打者、投手をやりながらのこの記録、プロでは野手一本に絞るということなのでさらに期待ができる
1度も甲子園に出れなかったがその分をプロの舞台で爆発させてもらいたい
成長完成形は高校時代同じようにエース兼任で甲子園に出れなかったが現在大活躍中の広島鈴木のような選手だろう

6位は広島経済大の尾中祐哉、172cmの小さな体で最速150キロの球を投げる右腕だ
リーグ無双は2位の水野と同じ、リーグレベルとプロでは大きく違うがその力が通用するか
成長完成系は楽天美馬か日ハム谷元か、そのあたりまで行けたら文句無しだ

7位は平成国際大の狩野行寿、この指名あたりから不穏な感じが、本当にこの選手は必要なのか的な…遊撃手だが柴田、百瀬らと争うのだろうか・・・
このリーグは地元でもあるのでそこそこ詳しいのだが近年では野手は楽天岡島くらいしか活躍者がないリーグ、少し遡ってオリックス安達くらい、ここで圧倒的でもないこの選手に流石にプロは荷が重いと思う、指名されたのだから応援はするがこれも納得できない指名の一つ

8位はJR東の進藤拓也、これはよくこの順位で指名を受けてくれたなという印象
前もって下位で指名するかもといっていたのか？そうでないならかなりの博打指名だった
最近は調子を落としてはいたがスライダーに最速153キロの直球持ちやや制球難ではあるが力強い
問題の制球難も腕を下げて結果を残してきているのでかなり化ける可能性があり、即1軍で通用することも期待できる、うまくいけば三上のような活躍も

9位は明大の佐野恵太、いっちゃあなんだが1塁専の左打者、使い勝手が何より悪い
いくらドラフト9位とはいえ枠を無駄にするような指名はどうなのかと思う
1位で明大の柳を取れたならおまけとして獲得はありだったと思うがそれも取れず、何の意図があるのかわからない指名、即戦力で打てた場合代打の1番手という感じだろうか？
1塁は怪我がなければしばらくロペスで決まっている場所、あったとしても宮崎が代替で出来る
ほぼ出番のない選手をとった時点でこの指名はやはり納得の出来ない指名だ

育成1位は独立信濃グランセローズの笠井崇正、最速151まで伸びた直球は魅力の一言
ほかにスライダーカーブ、シュートも持ち引き出しは十分、後は上のレベルで通用するかしないかだけだろう
独立上がりを指名するにはやはり育成枠が最適、プロへの門戸が開かれる可能性が増えるからだ、高校生乱獲や無名大学生いじめのような採用はともかく独立までいって野球をやっているやつは育成でもプロに入りたいような人間、そういう人材を多く採用して欲しいと思う

以上
ざっくりとまとめてみた、ファンであっても正直納得できない指名には文句は言いたくなる

マイナス点は外れ外れ1位で濱口に行ったことが−2、2位で水野に行ったのが−1、7位の狩野指名で−1、9位の佐野指名で−1で、くじ2回はずし、でｰ30合計−35の65点という内訳にした

自分だったらどんな指名にしたか間違い無く四死球率の高い濱口よりは高橋昂也にいっていたと思う、広島2位までは残っていたからここは残念だった、2位水野は評価していたがより評価していた日ハム3位の高良一輝か、3位は変わらず、4位に細川を繰り上げて5位で水野、残っていなければ繰上げ前の4位だった京山で、6位が京山が残っていた場合尾仲削除、後は指名漏れだったJX江口を狩野の代わりに7位で8位変わらずの東ガス中山を佐野の変わりに9位でそのくらいか


プロスカウトの見立てで選んだ選手たちなのだから明らかに理由と確信はあるのだろうから素人予想の自分のドラフトで欲しかった選手の評価を覆して欲しい、それがチームが強くなることなのだから1番の望みだ