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2016年10月20日16:52

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ミスターラグビーの訃報

元ラグビー日本代表の平尾誠二氏の訃報が伝えられました。まだ、10月20日に53才です。信じられません

3年ほどに前に、平尾誠二の講演会を聴く機会がありました。それは、伏見工業時代の恩師との話でした。かつて不良の集まりだった荒れた学校、伏見工業ラグビー部が1981年に全国高校選手権で優勝するまで、山口良治監督とのバトルの日々を語ったものでした。まあ、今の時代には、希少になった話です。

そして、同志社大学のラグビー部では、大学選手権3連覇、さらに、神戸製鋼では1988年から1994年まで、日本選手権7連覇の偉業を達成しました。さらに、日本代表監督、神戸製鋼監督などをつとめました

「ミスターラグビー」にふさわしい華麗な経歴、チームを率いるキャプテンシー、さらには、ファッション雑誌にモデルとして取り上げられ、アマチュア資格を問題にされたこともあったほど、スターの素質もありました。

昨年のラグビーワールドカップで、日本代表は南アフリカを破る大活躍によって、日本中に感動をもたらしました。学生時代から国立競技場や秩父宮でラグビーを観てきたファンとしては、とても嬉しい活躍でした。

2007年にラグビーワールドカップがフランスで開催されました。さいわい準決勝の地元フランスとイングランドの熱戦をサンドニで8万人の観衆とともに観ることができました。

日本に帰ってきてから、その話をしても、ラグビーをやっていた人以外では、ラグビーにワールドカップなんてあるの?くらいの反応でした。かつての大学ラグビーの人気もスッカリ低迷していました。しかし、ラグビーに、日本中の注目が集まってきて、3年後の2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップにも期待できそうです。

それだけ日本のラグビー界にとって、これから期待される大切な時期に、「ミスターラグビー」の訃報はとても残念です。

そう言えば、かつて早稲田の宿沢広朗もわずか55才で亡くなってしまいました。あれは、2006年でしたから、10年前です。日本代表監督をつとめラグビー界に大きな貢献を残しただけでなく、早大卒業後三井住友銀行に入行して、ロンドン駐在などを経て、国際金融の世界でも活躍して、専務にまでなっていました。たしか、成田空港の待合室で見かけたこともありましたが、そのあとすぐに亡くなってしまいました。

かつてのレジェンドたちが亡くなってしまいましたが、是非、日本のラグビーが発展していってもらいたいものです。
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