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2016年10月20日09:35

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2016年10/17〜10/18尼ヶ禿山〜迦葉山縦走

群馬県沼田市にある、玉原高原の「尼ヶ禿山」からブナの原生林に覆われた、静かな縦走路を経て霊山「迦葉山」へ。天狗の面で知られる名刹・弥勒寺に下山した。紅葉が始まっていた。
10/17,夜行バスで10/18,新宿西口に集合、7:30の貸切バスで沼田へ。東京は昨晩、雨だった様で路面が濡れていた。天気予報では、群馬県は天気悪かったが、行ってみると晴れていて今回のリーダーは、最近5回あった山行は全て、雨にみまわれてしまっていたそうだ。今日は雨具
の心配はいらず、快適な稜線歩きとなった。

関越道・沼田インターで降り、玉原(たんばら)高原センターハウスには10:30。
尼ヶ禿山に向かった。途中に玉原湿原がある。玉原高原にはスキー場があり、鹿俣山△1637m
へと続いている。湿原を周遊して、第5鉄塔には11:30。玉原湖の眺めがいい。
尼ヶ禿山△1466m三等三角点の頂上には11:50到着した。赤城山が一望できた。最高点の黒檜山△1828m、荒山△1572m、鍋割山△1332m、テレビ塔・一等三角点のある地蔵岳△1674mと赤城の
山々が一望できた。手前には小野子三山。それに上州武尊山、皇海山も望めた。

浅間山は雲の中だったが、リーダーの説明では昭和43年2月、連合赤軍が浅間山荘に籠もった
時の、最初のアジトがこれから縦走する迦葉山の奥であったという。連合赤軍はここからスタートして、榛名・妙義・浅間山荘へとアジトを移動したのだという。もう45年以上前の懐かしい話を聞かせてもらった。

迦葉山(かしょうざん)への縦走路を歩き出す。12:15。玉原湖への分岐があり、その先には
笹藪が続くのだが、行ってみると刈払いされていて、歩きやすかった。秋山平には13:30。
このあたり、アスナロの木が多い。アスナロはヒノキ科の常緑喬木で、葉はヒノキに似ている。白樺湿原からは、いよいよ迦葉山への登りになる。14:20、迦葉山△1322.4m頂上に到着した。ここから弥勒寺までの下りは岩場の連続で、慎重を要する。

和尚台に15:05。和尚台は、和尚岩とも胎内潜岩とも言われる、鋭い岩峰だ。60mの大岩壁で、沼田インターで降りて、玉原高原センターに向かうバスの車内からでも、この岩峰は望まれた。古い木造のお堂が建っている。お堂の横のチムニー状の岩に鎖が付いており、胎内潜りで上に行けるようだが、とても登れそうもない。
が、帰ってネットを見ると、この鎖を使って若者が和尚台のてっぺんまで登った写真があった。スゴイ。

弥勒寺には15:40。ここは関東の霊域として名高い、曹洞宗の寺院である。
天狗の寺として知られており、高尾山薬王院・鞍馬寺と共に、「日本三大天狗」の一つに数えられている。開創は嘉祥元年(848)、比叡山の慈覚大師を招き、桓武天皇の皇子・葛原一品親王が開いたという。
16:00に弥勒寺をバスで出発。関越道を南下して新宿には19:00に着いた。
東京から新幹線に乗り、22:11京都に戻ってきた。

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