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2016年10月18日13:24

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そういう上から目線では救えないよ

「窮状少女」支えるネット設立
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4246720



性風俗に「落ちる」という表現



「救いたい」という表現


援助者視点の上から目線ですね〜〜


社会福祉学が規定する援助者の姿勢からは遠く離れています。


毎日新聞がキャッチーにしたくてそういう風に書いているんだったら代表に申し訳ないが。


性風俗で働く人で問題を抱えている人のほとんどが、子供のころに十分な教育や社会関係を築けなかった人たちです。


感覚的に「身体を売る」ということの「危険性」それから、「常識から外れている度」(他人からどう思われるか)がわからない人が多いです。



中には嫌なのに、お金が無くて仕方なくやっている人もいます。



ただ、結構「ちょっと気持ち悪くて嫌だけど、まぁ実入りがいいから」と、周囲のことなど気にも留めず、普通にやっている人もいます。


そういった本人自身が「問題だ!」と感じていない人に「救う」だの「転落」だのいうと、援助者に反感をもたれるだけで、救えるものも救えませんよ。


ただ、そういう人たちは、性病のリスク、それから高年齢化したときの生活リスク
(50歳以降になっても給料をもらえる仕事(いわゆる「昼の仕事」)の技能蓄積がないせいで、今よりも救いようのない貧困に陥る)


そういったものは他の人よりも非常に高いです。


ある部分では自己責任である部分もありますが、社会福祉は自己責任で落ちぶれてしまった人が再出発できるように支援するのも役割の一つです。



そういう人たちに支援がいきわたるよう、「被援助者本意」の支援とコトバの表現が求められます。
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