10月17日
毎日のチューンナップ
毎日、私たちは心に描く神の意志を、自分のどんな行動にも実践していかなければならない。
アルコホーリクス・アノニマス 123ページ
自分の精神的なコンディションをどのように維持するか。私にとってそれはまったく簡単なことだ。ソブラエティという贈り物を今日一日私にお与え下さいと、毎日ハイヤーパワーに祈っているからだ。再度飲んでしまったたくさんのアルコホーリクの仲間と話をしたが、その時私はいつもこう尋ねている。「最初の一杯に手を出した日にも、ソブラエティをお与え下さいと祈りましたか?」と。祈ったという答えが返ってきたことは一度もなかった。ステップ10を実践し、自分の欠点を毎日正す努力を進めてゆくとき、私が今日一日の死刑執行の猶予を願うなら、それがかなえられるのだと思っている。
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「今日を新たに」 2004年5月31日 翻訳改訂版発行
AA日本ゼネラルサービスオフィス(JSO)発行
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10月17日
AAのために今日私にできることは何だろうか? 電話をかけた方が良いメンバーはいないだろうか? あるいは、ちょっと訪ねた方が良いと思うメンバーはいないだろうか? 一筆送ろうと思うメンバーはいないだろうか? 私が無視したり、延ばし延ばしにしている、やらなければならないAAの仕事はないだろうか? もしあれば、今日それをやろう。怠惰を捨てて、今日やらなければならないことを、私は実践できるだろうか? 明日では遅すぎるかもしれないのだ。私に明日があるという保証はどこにあるのだろうか? 安楽椅子から腰を上げて、実践に取り組もう。
今日の私の参加は、今日のAAを作っていくものであると認識しているか?
黙想
今日は、自分の貧しさに目を向けるのではなく、神に向かって目を上げよう。自分を取り巻く不快な出来事、美しさの欠如、自分の不完全性、そして私を取り巻く人々の不完全性から目を離そう。心が静まらないとき、神の静けさに目を向けよう。私の限界を知るとき、神の全能に目を向けよう。神に向かって目を上げるとき、私のスピリット(霊)は成長し始める。成長する私は他の人々にとって、引きつける魅力を持つ。私が霊的に成長するにつれ、以前私にはとてもできないと思われていた多くの事柄ができるようになる。
祈り
私の世界を越えて目を上げることを教えて下さい。霊的成長の無限の可能性を知ることができますように。
ホームカミング社 「一日二十四時間」より
※私の独り言※ 「くれない族」という言葉を使って、いろいろ話をしてくれた人がいました。くれない族というのは、「〜してくれない」「〜であってはくれない」と、自分の問題はさておいてほかの人やほかの環境の方に問題の理由を求める人のことを言うそうです。この考え方は、AAの考え方に似ていますね。AAでだんだん教えてもらうことの大事な一つが、このほかの人や環境の方に理由を求めるのではなく、自分の内に問題を探し求める態度にあるからです。
その人は、「くれない族になるのはやめましょう。自分ができることの方に目を向けるようにしていきましょう」とまとめてくれました。私たちAAメンバーはほかにではなく、自分の内にこそ問題を探し求める努力をすべきなのです。そうしないと、私たち自身の生き方が破壊されてしまうからです。たったこれだけの短い言葉の中に、私たちが強調したいことがはっきりと説明されています。それをきちんと利用しようではないですか。
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山口、AA宇部グループ Mike(マイク)
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