処理装置で汚染水漏れ＝ＡＬＰＳ、外部流出なし―

■処理装置で汚染水漏れ＝ＡＬＰＳ、外部流出なし―福島第１
(時事通信社 - 10月15日 18:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4243029

東電の発表することは、発表されるすべてが粉飾で、発表されないところにこそ真実がある。
そう思っています。
今までの経緯にいろいろありすぎて、こちらはもうすでにそれで、構えてしまう。
ウソにウソで、すべてのことを塗り固めてきた企業体質にこそ東電問題の核があるようです。

国が何兆円も援助金を投入し、損害賠償の費用までも負担しても、結局彼らはのらりくらりと「そのうち返す」を繰り返し、やがてそれを認める仕組みを作ってしまった。
国に借金をしたのに、その借金の返済はどうすると迫ると、彼らは「債務超過」になって倒産してしまうぞと開き直る。
その借金とて、いくら払うか、まだそれが決まっていないうちは借金とは言わないと、信じられない屁理屈をつけてくる。
もちろん国への借金に素直に応じる気など、東電には、初めからさらさらありゃしない。
だから、その後も、資金が足りなくなりそうになると、会計処理の方法を変えたり、何とか理由をつけて、国が資金負担する仕組みを作ったりして、とにかく「債務、超過」ではありませんと、見苦しい言い訳を続け、体裁だけは整えてきた。

本当は、その企業体質のグレイゾーンをあぶりだすのは、マスコミの役目なのだが、日本のマスコミが
またこぞってだらしがない。
この本丸に詰め寄る気配も気概もまるで感じられず、ただひたすら、東電発表を鵜吞みにしたたれながし記事でお茶を濁すのみ。
かくして、「悪いやつはよく眠る」