時代は変わる

■ボブ・ディランさんにノーベル文学賞　音楽家・作詞家
(朝日新聞デジタル - 10月13日 20:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4239778

高校３年の時だからかれこれ３５年前か。

当時、打ち上げ同好会というのを勝手に名乗り（当然学校非公認）、やれテストが終わっただの、誰それが停学明けただの、何かにつけて打ち上げと称して飲み会をやっていた。と言っても高校生だし、金も無いので馴染みのサテンのマスターに閉店後の店を借りて千円程度の会費で馬鹿騒ぎをしていたのだが、ある日ふとしたことから学校にバレて、停学二十数人（飲酒、喫煙）、父兄召喚十数人（その場にいたが、飲酒喫煙は無し）という、大規模な一斉停学事件になってしまった。

まあ、やったことには間違いないので、処分は甘んじて受けたのだが、担任に停学中に反省文を書けと言われて、何を書こうかと悩んでいた。

その時、部屋にはボブディランのレコードが流れていて、自分はレポート用紙にボブディランについて感じること思うことを書き綴った。

今ある常識はやがて非常識になり得るのだと言うこと。時代は変わりゆくのだと言うこと。

確かにあの頃からいろんなものが変わり、中には跡形もなくなったり、価値観も、少しづつ形を変えている。

自分の書いたレポートは、担任には不評だったが、校長にはおもしろいと言われた。

さてさて、夕食後にボブディランのノーベル賞受賞のニュースが流れ、奇妙な感じがした。あの頃は、まさかノーベル賞なんて取るとは思わなかったし、権威なんてくそ食らえと思ってたし…。

まあ、そういうことも有るのだなと思うしかない。それこそ、時代は変わるのだから。