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2016年10月12日19:22

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Twitterで話題の「北のプロパガンダ映画」

Twitterでタイムラインに、Celesteさんという
ノルウェー在住の日本人研究者が観た

「北のプロパガンダ映画」

についてのツイートが上がっていて、
6000リツイート以上もされておりました。
https://twitter.com/yy_celeste/status/784749698590580737

英語字幕+ロシア語吹替版が
youtubeに上がっていたので、

(ロシア語吹替の音声は
1人のオッサンが全セリフをしゃべっていて
非常にウザかったんですがw)

私もやはり、興味本位で観てみました。

『한 녀학생의 일기』
(The Schoolgirl's Diary,
ある女学生の日記)


https://www.youtube.com/watch?v=ID70sOdBI-Q

2006年平壌国際映画祭出品作(受賞なし)。

主人公の女学生の父は
技術部門の研究者で、単身赴任で
連日深夜まで残業して働いている。

母は専業主婦で内助の功に努め、
一人で家庭を守ってついに体を壊す。

父を恥じたこともある主人公だったが、
父の取り組んでいたプロジェクトがついに完成し、
全てが報われて家族の絆も戻るというお話。

「将軍様万歳」とかは、あまり出てきません。

なんだか日本人の目からすると、
今の時代でも一部の人たちには
結構ウケそうな、ありがち美談じゃないか、
って、思うでしょ?

しかしこの作品はフランス経由で
欧州にも流通しているらしくて、
欧米人はこれ観て

「家庭を省みないで働き続けるとかありえねー」

って、ゲラゲラ笑ってるらしいんですなあ。

ちなみにDPRKの名誉のために言っておくと、
父が取り組んでいたプロジェクトは
実は「製造管理プログラム」であって、

これで人民が非効率的な長時間労働から解放される、
労働者が余暇を楽しめる時代がついに来たか、
ってことで、当局からも高い評価を受けて
研究の成果が陽の目を見る。主人公も鼻高々。
というのがこの映画の結末なのであります。

ブラック労働を別に全肯定してはいない、
という点においては、日本の電通などより
まだしも朝鮮労働党のほうが
なんぼかマシなのかもしれませんねw

■電通社員自殺で指導=東京労働局
(時事通信社 - 10月12日 18:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4237709
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