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2016年10月11日07:39

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遠くの秋桜〜県警対組織暴力〜。

10月10日(月)。

祝日、体育の日。

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このままでは、今年も風に揺れる可憐な秋桜を見ることはないなあと思っていたら、遠くに秋桜らしきものが見える。
自信はないが秋桜だと思い込むことにする。笑。

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10/10
10日-8 県警対組織暴力
1975年 東映 100分。
脚本 笠原和夫
監督 深作欣二
出演 菅原文太 松方弘樹 梅宮辰夫 池玲子 田中邦衛 金子信雄

封切り時たぶん東北の石巻辺りの二番館で見た。
川谷拓三扮するチンピラが、菅原文太扮する刑事に必要以上に嬲られる場面が可笑しくてそれだけを覚えている。

地方の対立するヤクザ組織、癒着する悪徳刑事。
抗争が火ダネとなって、警察の作戦通り一方の組織とその盟友の悪徳刑事は追い込まれていく。

出て来るメンツもほぼ「仁義なき戦い」と変わらない。
あの時のヤクザ役が刑事役になって、ヤクザ役はヤクザ役のままだったり、あの時の親分が地方議会のボスになっていたり、敵だったり仲間だったり、悪そうなヤツはやっぱり悪役で出て来るオールスター。

どの作品も、内容もタッチもカットもそれほど変わっている様に見えない。
ただ、公開から40年経ってしみじみ思うのは展開の早さ。息もつかせぬスピードで次々と物語は進行する。
100分と言う時間の中で男同志の友情、裏切り、男女の恋愛、チンピラの悲哀、車はぶつかる、街中でケンカはする、人を殺す、凄まじいまでのエネルギーなのだ。

この頃の深作欣二や役者たちは疲れを知らなかったのだろうか?撮りながら新しいアイディアが枯れることなく生まれていたのだろうか?
ダレることなく気持ちのいい疾走感で鑑賞終了。
面白かった。




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