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2016年10月10日16:43

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N 老舗かと思ったら1971年創立 

職人を独立させ、秋山木工グループとして有限会社を多数設立
合わせて、新入社員研修制度を設け、家具職人の養成を始める

「徒弟制度」=古い制度 と書きたいのだろうが・・・

会社の構成を見ると分かるが
職人を本当の独立させず、飼い殺しにもなる方式
フランチャイズを職人に押し付けてる点は〜?


マネーの虎にも、「徒弟制度」をしてた社長いたな 倒産したけど
広島のゲームソフト会社も「徒弟制度」してたけど倒産(元社員が現在第一線で活躍している)


労働基準法第六九条 徒弟、丁稚の弊害排除の関する法律
使用者(事業主)が徒弟、見習い、養成工その他の名称を問わず、技能の習得を目的とするものであることを理由として、労働者を酷使してはならない。
使用者は技能の習得を目的とする労働者を家事その他技能の習得に関係のない作業に従事させてはないらない







徒弟制度続ける企業 携帯メール禁止、恋愛発覚で即刻クビ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4233787

最近の企業では厳しい勤務環境となると、すぐに「ブラック」の誹りを受けがちだ。その風潮に真っ向から抗うように、古くからの「徒弟制度」を続けている企業がある。一流の職人を育てるその企業にライター・池田道大氏が迫った。



 * * *

 取材中、社長に促された「丁稚」が「職人心得」を暗唱した。



〈1、挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます〉

〈2、連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます〉



 神奈川県横浜市にある注文家具メーカーの秋山木工。独自の「徒弟制度」で一流の職人を育てる同社の社訓「職人心得30箇条」は、注釈を合わせると読了まで5分ほどかかる。キラキラと目を輝かせた丁稚は、そのすべてを空で覚えていた。



 厳しい指導で知られる秋山木工の秋山利輝社長は、「最近は海外からの注目度が高い」と自信を見せる。



「社員1万人という中国企業の社長が、『カネは儲かるが従業員の育て方がわからない』と見学に来ます。ウチは日本一厳しい会社と言われるけど、僕は日本一優しいと思っている。自分は年に一日も休まず、弟子に付き添っていますよ。“ブラック企業”などと言いたい人は言えばいいけど、弟子をスターにしたい思いは、僕に勝てるはずがない」



 秋山木工では、1年間の「丁稚見習いコース」を終えると丁稚として正式採用される。入社した丁稚を待つのは過酷な修業の日々だ。



 全寮制で、朝5時に起床して朝食を作り、近所を1.5km走る。好き嫌い厳禁の朝食後は工場や近所を掃除し、8時の朝礼で冒頭の「職人心得30箇条」を全員で唱和して仕事が始まる。



 丁稚の主な業務は荷物運びや工場の掃除だ。職人の手助けをしながら、仕事の段取りや技術を目で学ぶ。仕事が終わると夕食を作り、夕食後はレポート作成や自主練習に励み、23時にようやく就寝。休日はなく、修業から解放されるのは盆と正月の10日間のみだ。秋山社長は、「心が一流になれば、必ず技術も一流になる」と断言する。



「厳しくするのは、一流としての基礎づくりに集中するためです。一流の職人になるには“一生懸命”や“頑張る”というレベルでは足りず、“本気”で取り組む必要がある。技術は練習すれば誰でもできるようになるけど、人を思いやり、感謝する心は直に教えないと学べない。心を磨くには徒弟制度が一番なんです」



 心が技術を育てるのであり、その逆ではない。そう信じる秋山社長は、丁稚の心を磨くため、丁稚には以下の厳格なルールを課している。



・名前や出身地はもちろん、8年後の自分の姿や将来の目標まで、自己紹介が完璧にできないと入社できない。



・入社後は丸坊主。女性の丁稚も1年目は丸刈りで過ごす。

・携帯電話やメールは禁止で連絡手段は手紙のみ

・家族と会えるのは盆・正月の帰省時のみ。

・親からの仕送りや小遣いは許さない。

・プライベートを完全に捨てて修業に専念するため、恋愛が発覚したら即刻クビ。



【PROFILE】池田道大(いけだ・みちひろ)/1974年生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科修了。編集プロダクションを経て、フリーランスのライターに。週刊誌を中心に活躍している。



※SAPIO2016年11月号

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