大隅先生の注目したのは「細胞の便所」と呼ばれた液胞。
最初に発見されたのはどこにでもある光学顕微鏡。
きっかけは案外近くに転がっていても、それを発見する目がないと
見いだせないものなのだな、と感じます。
環境人が単位を取った、くだんの先生は遺伝子-分子生物学畑の
方で、その先生には見えなかったのでしょうね。
心ここに非ずんば見れども見えず。
これも環境人が大学で教わった言葉です。
「聖域なき改革」とはいえ、あまり費用対効果を大学に求めると、
大隅先生がおっしゃるように、先行き危ないと思います。
■基礎研究費、全体の15%=実用重視の傾向続く―ノーベル賞の大隅さん、重要性訴え
(時事通信社 - 10月08日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4232016
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