ヨーロッパ企画が“大阪のおっさんの劇”に挑む、音楽はキセルが担当
http://natalie.mu/stage/news/193254第35回定期公演を観てきました。
ヨロ企さんの定期公演は毎年、秋。
「えっ、もう1年経ったん⁈」的に
時の流れの早さを感じます。
いつもの個性的なメンバーの変わらない感じを年1回しか観れないけど、
会いにいくとものすごく、ホッとします^ ^
自分ちでお茶漬け食べるみたいな
私にとっては、リラックスできて大好きな空間です。
今回は、大阪のディープゾーン【新世界】が舞台で、
昭和な感じ…吉本新喜劇感もあって、
懐かしく面白かった
ここから、
本格的なネタバレに入るので、観に行きたいと
思われる方は、読まないでねm(_ _)m
まず、珍しいなぁ〜と思ったのは、
串カツ屋の看板娘の真夏ちゃんに
ストーリーテラー的な役割を与えていること…
全5章だったかなぁ?
その入りの短い説明台詞を
彼女が担っていて。
串カツ、ソース二度漬けお断り!は、
全国的に有名でも
飛田新地は、大阪のある程度の年齢の人しか解らないもんね^_^;
で、
物語は、レトロな【新世界】の外れの一角に
にも
テクノロジーという名の【新世界】が押し寄せてきて、
そこで起こるドタバタ劇。
出前ドローン,パトロール野良ロボット,知性を持った炊飯器,相手の生涯賃金まで見えてしまうゴーグル,など、
いつもSFだったり、ファンタジーだったり
がベースにある上田さん脚本の本領発揮な感じで、
今回はロボットもいい仕事をしていました。
テクノロジーを産み出していくのは、
人間なのに
その人間よりはるかに優秀なロボット達。
科学の進化が
世界をディストピアにするのか?
ユートピアにするのか?
それは、
私たちの手に委ねられているのを
感じるラストでした。
いつも思うのですが、
今回もレトロなセットも何気に素晴らしかったです。
最終日…11/2の名古屋まで公演は続きます。
是非、
大阪のおっさん達のドタバタに会いに行って下さいm(_ _)m
あ、メンバーの永野さんが主演の映画【every day】…第七藝術劇場で年内公開らしいので、
観に行きたいです。
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