ノーベル賞25人 受賞続く日本
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4223512
この記事にも書いてある通り、近年の日本のノーベル賞受賞者の量産は1980年代の研究成果によりものである。
1980年代を生きた者ならわかるが、当時の日本は経済的にも技術的にも明らかに世界のトップに立ち、アメリカさえ凌ぐ勢いがあった。
研究費も湯水のごとく使われ、ちょっと優秀な研究者は欧米の超一流研究施設にどんどん派遣された。
その後、バブルが崩壊し、愚民化政策、反知性主義教育が行われ、日本の実力は奈落の底へ、世界どころかアジアでもトップに立てない。
今の日本人が優秀なんてくれぐれも勘違いしないように。
そして、もうひとつ思い出してほしいのは、数年前なら必ず大騒ぎした「村上春樹のノーベル文学賞」だ。
村上春樹が反原発の立場を明確に表明してから、メディアはほとんど彼のことを扱わないようになった。
日本人でノーベル文学賞をとった人間は川端康成だけだと思っている人も少なくない。
当然、もう一人いる。大江健三郎氏である。
筋金入りの反原発論者である大江氏の言動はメディアには全く無視され、ノーベル賞が話題になる際でもほとんどその名は出てこない。
メディアの原発村に対する隷属ぶりはかくも酷いものなのである。
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