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2016年10月03日14:43

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FMドラマシティ アロマ ルナのコーナー84

今日は、FMドラマシティの放送内容です。

先日、テレビで、「オキシトシン」という、ホルモンについて放送していましたので、
そのことを調べてみました。
オキシトシンは別名「愛情ホルモン」とか、「幸せホルモン」とも言われていて、
セロトニン、メラトニン、ドーパミン、エンドルフィンなどと並んで注目されている、
ホルモンです。

臨床では、子宮収縮薬や陣痛促進剤をはじめとして、
さまざまな医学的場面で使用されてきました。
一般的には、赤ちゃんに母乳を与える時に、
母親の脳から出てくるホルモンとして知られています。

このオキシトシンは、スキンシップをすることで、
分泌が増えるとの報告があるんです。

桜美林大学の山口創准教授によると、
スキンシップをすると、した人もされた人も脳内から「オキシトシン」が分泌されるんです。
このオキシトシンが分泌されることで愛情が育まれ、
信頼する気持ちがお互いに強まり、
さらにオキシトシンには記憶力を活性化させる効果があり、
記憶といえば、学力向上に間接的に影響するといわれているんですね。

今までは、このスキンシップ。アタッチメントとも言っていましたが、
最近では、タッチングに変わってきましたね。
すべて同じですが、言い方を変えることで、
耳新しいことを売りにしているところもあるようです。

ここで改めて、スキンシップの効果を上げてみましょう。
1つは、スキンシップをとっていると、
反抗期を迎える中学生になっても「親子関係が良好」であるということ。

*スキンシップを取っていた親子の72.3%が、
現在も親子関係が「良好」と回答したのに対し、
スキンシップをまったくしなかった親子が、
現在も親子関係が「良好」と回答したのはわずか18.2%だった。*

もう1つは親子でスキンシップをとっている子どもの方が
、成績が良いということ。
このときの調査で、親子のスキンシップを意図的に取っていた、
子どもの成績は「良い」が27%、「悪い」が9%だったのに対し、
親子のスキンシップを取っていなかった、
子どもの成績は「良い」が15%、「悪い」が24%だった。

これはあくまでも「データ」ですが、子どもの環境が学力にも結びつく、
一つの目安でもありますね。
私のベビーマッサージのレッスンでも、
保護者による、赤ちゃんへのスキンシップの重要性はお伝えしています。
赤ちゃんが保護者からマッサージを受けるばかりでなく、
保護者も赤ちゃんから、癒されるんですよね!

それから、オキシトシンは自閉症の症状改善に役立つそうです。
金沢大学では、オキシトシンの点鼻薬を使用した、
自閉症などの子どもたちの生活を改善させる事例がいくつもあるのです。

私が考えるに、やはり、自閉症などの症例の場合、
脳の様々な機能のバランスが悪い、
または、あるべきホルモンの分泌がうまく行かないなどの、
障害があるのではないかと思うのです。

私たちのような、「健常者」と言われている者だって、
人体にも精神にも微妙に差があるのですが、
自閉症などの症例の場合は、様々な差が多く重なったり、
遺伝子などの微妙な違いや、
胎児のときの遺伝子プログラムのコピーミスなどの、
人間の手には及ばないことが原因じゃないかと思うのです。
その一つがもしかしたら、オキシトシンの分泌不足なのかもしれませんね。

他にも、オキシトシンの分泌量は健康状態に大きな影響を与えると
多くの研究がされています。
スウェーデンのマルモ大学病院によると、
オキシトシンの分泌量が少ない人は、
胃の動きが遅い傾向にあり、
特に過敏性腸症候群の患者は、
オキシトシンのレベルが低いことが判明しているというのです。

その他にも、オキシトシンは炎症を抑える効果もあると言われています。
オキシトシンの効果は、パートナーシップにも関係するので、パートナーシップがうまく行っている人は、健康にもつながるということになりますね。

さて、美容の観点から、オキシトシンについて調べてみると、
メナードが行なっていました。

メナードの研究から転載、
『ローズ、オレンジフラワー、バイオレットなどの天然精油を含む香りを女性にかいでもらい、その結果、脳からオキシトシンが分泌されることを発見しました。

このオキシトシンは血液を通して、肌まで到達します。
さらに、「オキシトシン」は、肌の表皮の細胞と真皮の細胞に働きかけて、
それぞれの細胞から「IGF-1」と呼ばれる物質を分泌させ、
肌の幹細胞の「動く」という能力を高める(幹細胞を元気にする)ことを見出しました。
この「IGF-1」と言う物質ですが、
筋肉、骨、肝臓、腎臓など、組織の細胞の成長を促進する物質です。

肌の幹細胞は、肌の細胞のもととなる細胞で、
肌の生まれ変わりを担っています。
しかし、肌の幹細胞の元気度には個人差があることがわかってきました。

この実験により、ローズ、オレンジフラワー、バイオレットなどの
天然精油を含む香りには、元気のない肌の幹細胞を元気にする効果があり、
若々しい肌に導く上で有効であると考えられます。

*ローズ、オレンジフラワー、バイオレットなどの天然精油の香りが、
幹細胞を元気にするメカニズムとは?

1.脳からオキシトシンが分泌される。
2.脳から分泌されたオキシトシンは血液を通って、肌にも届き、真皮・表皮のそれぞれの細胞に働きかけます。
3.真皮・表皮のそれぞれの細胞から、IGF-1と言う物質が分泌される。
4.IGF-1が真皮・表皮の肝細胞を活性化します。

*ローズ、オレンジフラワー、バイオレットなどの天然精油の香りによって、
どのように、オキシトシンの分泌が促進されるのか。

ローズ、オレンジフラワー、バイオレットなどの天然精油を含む香りを女性にかがせ
、香りをかいだ5分後の唾液中のオキシトシン濃度を測定した結果、
香りをかぐ前に比べ、オキシトシン濃度が1.8倍上昇しました。

*オキシトシンによって、肌の細胞からIGF-1が分泌されるとは?

培養した表皮の細胞と真皮の細胞それぞれにオキシトシンを添加し、
IGF-1の産生をmRNAの発現量で測定しました。
その結果、オキシトシンによって、表皮の細胞と真皮の細胞それぞれのIGF-1の産生が、
1.3倍高まることが明らかになりました。

*IGF-1によって、幹細胞の元気度が高まるとは?

培養した幹細胞の動く軌跡をコンピューターで解析し、幹細胞が一定時間に動く距離を元気度として、IGF-1添加した場合の元気度(移動距離)を、添加しない場合と比較しました。
その結果、IGF-1を添加すると幹細胞の元気度が1.5倍高まることが明らかになりました。』

このように、「オキシトシン」について、調べてみましたが、
つまり、タッチングによって、この事例では、
「花系」のアロマオイルでトリートメントをするということで、
「オキシトシン」が分泌されるので、様々な健康促進に、
そして、女性には美容的効果もあるということです。
この情報は、科学的にトリートメントの効果を表しているということになります。
これは、もちろん、ご家庭でもできることです。
ぜひ、ご家族でもトリートメントし合ってみてくださいね!

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