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2016年09月29日12:58
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玉石混交の中国アニメだが、圧倒的な物量は脅威
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■2016秋新作アニメ情報 曜日別ガイド(5)水曜日／10月5日放送開始編
(おたぽる - 09月28日 18:11)
http://
『霊剣山』『一人之下』と、爆死が続いた中国アニメの日本放映。
しかし、TOKYO MX1で10月5日（水）の18時30分から始まる中国・ハオライナーズ制作の『CHEATING CRAFT（チーティングクラフト）』（原題：一課一練）は、やや期待が持てると思う。
http://
超学歴社会と化した近未来の管理国家に諸葛流千術（＝要はカンニングw）で挑むという、いわば「バカとテストと召還獣」風味に三国志要素をブチ込んだ設定で、日本人にも比較的受け入れられやすい作品だ。
https:/
日本進出の足がかりにお手頃な原作をようやく探し当ててきたなあ、と感じる。
総監督に王�気鮨�えたほかは、元永慶太郎監督をはじめとしてメインスタッフのほとんどが日本人。
放映は日中同時開始。
中国アニメというよりは、「中国資本の日本製アニメ」
と言ったほうが近いかもしれない。
声優陣もなかなか豪華だ。
主人公・諸葛睦明に山口智大。
ライバルキャラ、周綸羽に浪川大輔。
ヒロインその１、黄巧衣に釘宮理恵。
ヒロインその２、劉白玖に上田麗奈。
ただ、問題がひとつある。
1話10分X12話と、尺がどうしようもなく短い。
ブームを巻き起こすにはパワー不足が否めない。
『CHEATING CRAFT（チーティングクラフト）』に
引き続いてTOKYO MX1で10月5日（水）の18時40分から放映される『TO BE HERO(トゥ ビー ヒーロー)』も、
同じく中国・ハオライナーズ制作の10分アニメ。
こちらも日中同時放映だが今回のＴＶ版制作が決まる前に、既にＯＶＡ版で第１話がWeb公開されている。
変身ヒーローになったら娘に不審者扱いされて家から叩き出され、それでも娘を見守り続けるパパという、
子持ちの私などにはあまり気分の良い展開ではなかったが、ギャグのキレはなかなか鋭いのでこちらもそれなりのカルト的な人気は獲得できるだろう。
巨大な中国市場を背景に大量の作品を産み出し始めている、玉石混交の中国アニメ。
その中でも、女児向け玩具商戦でここ数年、無双状態を続けているのが、「中国版プリキュア」こと『巴拉拉小魔仙（バララシャオモーシェン）』。
https:/
このバララシャオモーシェンも、来年放映予定のアニメ版４期で今までの主人公キャラを一新することが明らかとなった。
今までより一層、日本アニメに寄ったデザインのキャラへ総入れ替えされている。
青が藍慧（ランフイ）、ピンクが施巧霊（シー・チャオリン）。
陽だまりポカポカ、殷小敏（イン・シャオミン）w
中国アニメに詳しいブロガーによれば、いよいよバララシャオモーシェンも日本での放映実現を視野に入れはじめた可能性がある、それを示唆する状況証拠も存在するという。
http://
プリキュアをソツなくコピーした無国籍風世界観の「バララ」は地域性・独創性に乏しく感じられるので実は私はあまり好みの作品ではないけれど、
男性のキャラクター（遊楽王子）も変身させることによって男児向け玩具需要も取り込んでいこうとする積極性は、大いに注目に値する。
国家の検閲が厳として存在する中華のバララより、日本のプリキュアのほうが男女共同参画には保守的って、いったいどういうことなんだろう
また、実写版とアニメ版の両方を取り揃えたメディアミックスの展開力、そして、ＤＶＤ販売に依存することなくWeb公開でも収益を上げるスキームなどは、見習うべきところも多い。
官民挙げての積極投資に勢いを得て中国アニメの大波がいずれ、この国にもやってくる。
日本の既存のアニメ業界にとってははっきり言って脅威でもあるが、また、彼らの長所を謙虚に学んで摂取するチャンスでもあると思う。
■2016秋新作アニメ情報 曜日別ガイド(5)水曜日／10月5日放送開始編
(おたぽる - 09月28日 18:11)
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(おたぽる - 09月28日 18:11)
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『霊剣山』『一人之下』と、爆死が続いた中国アニメの日本放映。
しかし、TOKYO MX1で10月5日（水）の18時30分から始まる中国・ハオライナーズ制作の『CHEATING CRAFT（チーティングクラフト）』（原題：一課一練）は、やや期待が持てると思う。
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超学歴社会と化した近未来の管理国家に諸葛流千術（＝要はカンニングw）で挑むという、いわば「バカとテストと召還獣」風味に三国志要素をブチ込んだ設定で、日本人にも比較的受け入れられやすい作品だ。
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日本進出の足がかりにお手頃な原作をようやく探し当ててきたなあ、と感じる。
総監督に王�気鮨�えたほかは、元永慶太郎監督をはじめとしてメインスタッフのほとんどが日本人。
放映は日中同時開始。
中国アニメというよりは、「中国資本の日本製アニメ」
と言ったほうが近いかもしれない。
声優陣もなかなか豪華だ。
主人公・諸葛睦明に山口智大。
ライバルキャラ、周綸羽に浪川大輔。
ヒロインその１、黄巧衣に釘宮理恵。
ヒロインその２、劉白玖に上田麗奈。
ただ、問題がひとつある。
1話10分X12話と、尺がどうしようもなく短い。
ブームを巻き起こすにはパワー不足が否めない。
『CHEATING CRAFT（チーティングクラフト）』に
引き続いてTOKYO MX1で10月5日（水）の18時40分から放映される『TO BE HERO(トゥ ビー ヒーロー)』も、
同じく中国・ハオライナーズ制作の10分アニメ。
こちらも日中同時放映だが今回のＴＶ版制作が決まる前に、既にＯＶＡ版で第１話がWeb公開されている。
変身ヒーローになったら娘に不審者扱いされて家から叩き出され、それでも娘を見守り続けるパパという、
子持ちの私などにはあまり気分の良い展開ではなかったが、ギャグのキレはなかなか鋭いのでこちらもそれなりのカルト的な人気は獲得できるだろう。
巨大な中国市場を背景に大量の作品を産み出し始めている、玉石混交の中国アニメ。
その中でも、女児向け玩具商戦でここ数年、無双状態を続けているのが、「中国版プリキュア」こと『巴拉拉小魔仙（バララシャオモーシェン）』。
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このバララシャオモーシェンも、来年放映予定のアニメ版４期で今までの主人公キャラを一新することが明らかとなった。
今までより一層、日本アニメに寄ったデザインのキャラへ総入れ替えされている。
青が藍慧（ランフイ）、ピンクが施巧霊（シー・チャオリン）。
陽だまりポカポカ、殷小敏（イン・シャオミン）w
中国アニメに詳しいブロガーによれば、いよいよバララシャオモーシェンも日本での放映実現を視野に入れはじめた可能性がある、それを示唆する状況証拠も存在するという。
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プリキュアをソツなくコピーした無国籍風世界観の「バララ」は地域性・独創性に乏しく感じられるので実は私はあまり好みの作品ではないけれど、
男性のキャラクター（遊楽王子）も変身させることによって男児向け玩具需要も取り込んでいこうとする積極性は、大いに注目に値する。
国家の検閲が厳として存在する中華のバララより、日本のプリキュアのほうが男女共同参画には保守的って、いったいどういうことなんだろう
また、実写版とアニメ版の両方を取り揃えたメディアミックスの展開力、そして、ＤＶＤ販売に依存することなくWeb公開でも収益を上げるスキームなどは、見習うべきところも多い。
官民挙げての積極投資に勢いを得て中国アニメの大波がいずれ、この国にもやってくる。
日本の既存のアニメ業界にとってははっきり言って脅威でもあるが、また、彼らの長所を謙虚に学んで摂取するチャンスでもあると思う。
■2016秋新作アニメ情報 曜日別ガイド(5)水曜日／10月5日放送開始編
(おたぽる - 09月28日 18:11)
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