年金受給資格短縮・・・これは、10年後納の話を考えると当然の措置です

■年金受給資格期間、１０年に短縮＝関連法案閣議決定
(時事通信社 - 09月26日 13:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4210983

平成24年10月〜平成27年9月の間の措置として行われてきた10年後納の事を考えれば、これは当然の措置なんです。
本来ならそこで始まるはずだったんだし、それを見越して後納してきた人も大勢居るんだから。
具体的な人数は週刊社会保障に乗っていたけど、忘れてしまったなぁ・・・確か何百万人くらいだった気がする（間違ってたら失礼）。
消費税増税が延期となったので、先延ばしになっただけ。
ただ、年金を受給する年齢なら1年の遅れでも大きいわけですよ。
いつ亡くなってしまうかって言うのがつきまとってくるからね。
だから、この措置は少しでも早く行われることが社会保障の観点からは望まれていたわけです。
ちなみに、現在の後納制度は5年後納となってます。こちらは平成30年までの時限措置。

それに、諸外国の年金制度と比べても日本の年金制度は受給するための納付期間は長い方です。
諸外国からも、その辺の指摘は常々されていたんですよ。
だから、この措置についてはいずれはされるはずだったわけです。遅かれ早かれね。

まあ、財源が心配ではあるけど・・・

ただ、24年とかの期間があるならともかく、10年ギリギリで受け取る場合、金額もそれなりだけど。
それでも生活保護による地方の負担を和らげることは出来るので、意味はある。
出来るだけ早く、施行してほしいですね。これ。