mixiユーザー(id:7273007)

2016年09月24日00:59

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Yonex Open

初めて審判をしてみて思ったこと。
特に女子の球であれば、球速自体はそこいらへんの上手い男子と変わらない。だから、速すぎて全く触れない球ばかりということは基本的にない。スマッシュにしても、ちょっとやっている人であれば1球だけならただ返すだけというのであればそれほど難しい事ではない。
そしてもう一つ。
それでも、試合をしたら一点も取れないかもしれないな、という気がする。
何が違うのか?
・動きの速さ
フットワークのスピードが速いので、自分達レベルの市民プレーヤーの球では、全く追い込む状況を作ることが出来ない。
・予見力
相手が打つ前に、一番やばそうなところを常にお互い埋める動きをするので、これも自分達程度のプレーヤーでは、打とうと思った時に既に全く隙の無い状態になっているので、逆にプレッシャーがかかる。
・ストロークの精度
これが普通の人と一番全く違う点だと思う。今日もちょっと遊びで練習したけど、基本的に自分達レベルでは、何でもない球をバンバンミスして相手に点数をあげまくる(ので、あれこれ言う人はいるけど、試合なんて成立しないレベル)。
ただ、このレベルになると、当たり前だけど、単純ミスというのはほとんど存在しない。
審判をしていて、思ったより楽だなと思ったのは、ジャッジをする機会というのが思ったほどないということ。あっ、決まったと思った球でも、コート内に入っている限りはほとんど全て打ち返すので、なかなかジャッジをする場面がない。それから、思ったよりもラインぎりぎりばかりに球が来るわけではない。というのも、彼らにとって勝つことは自分達に比べて想像も出来ないほど大切なことなので、何より重要なのは相手に楽に点数をあげないこと。そのために、一か八かでオンラインを狙うなんて球を打つ場面はなくて、基本的に100%ミスをしない(その上で相手を今より追い込める)球を選択するので、ライン際の攻防というより、もっと緻密な組み立てを展開している。
・ゲームメーク
自分達レベルのプレーヤーのような、何を目的としてその球を打ったのか分からない、というより、何も考えていないにもほどがあるという球ばかりのラリーと違って、基本的にはバドミントン教本とかにもあるような、基本戦術に従ってラリーを進めていく。将棋とかでもそうだけど、初めの何十手かは本に載ってる定石どおりに毎回進んでいくんだけど、ある時パッと急展開になる時があって、そこから息の詰まる攻防になっていく、という感じかな。だからこのレベルの人達であれば、誰がやってもだいたい芯となる部分は同じようなプレーに収斂していく。逆に、自分達レベルのプレーで見られる独創的(勝つという目的から離れて、頭を使うことを拒否した本能依存)のプレーはないので、オリジナル好きの人は街角で楽しむのがいいのかも。

日本語下手だな。
気が向いたらチョロチョロ改変するか。
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