9月21日(水) 開演19:00 ヤマハホール
.ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 「挨拶する」Op.18-2
弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 「セリオーソ」 Op.95
弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 Op.131
タカーチ弦楽四重奏団
エドワード・ドゥシンベル(第1バイオリン)、カーロイ・シュランツ(第2バイオリン)
ジェラルディン・ウォルサー(ビオラ)、アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)
CDでは好感が持てる演奏であるが、実演ではどうか聴きにいった。
1曲目からエネルギー前回の演奏だ。音が割れたり、擦れたりすることを
全く恐れずに各パートが熱演している。
初期の作品でありながらベートーヴェンの熱気がひしひしと伝わってきた。
セリオーソや14番では、熱気のみならずロマン派を彷彿とさせるダイナミックな
演奏であった。これぞベートーヴェンという彫の深い充実した演奏であった。
ヤマハホールは初めて行った。客席333席と小さめながら2階まであり、1階では
天井が高く感じる。残響はほどほどで室内楽には適しているといえる。
しかし、使用頻度が少ないからか埃が多く、アレルギー体質の人には
ちょっと辛いかもしれない。
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