自民党の任期延長論。大いに党内で議論すべき

■自民、恒久的な制度改正検討＝３期９年、期限撤廃の２案―総裁任期
(時事通信社 - 09月20日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4202391

自民党の党首の任期をどうしましょうなんて話は、自民党内部の話ですからね。
党員や党友じゃない人がグダグダ文句つけるのはお門違いだと思うんですが・・・

まあ、「自民党は公党だ。公党に対して国民が意見を言うのは当然の権利だ」と言う主張もあるでしょうし、それに沿ったとしても。
『じゃあ日本共産党はどうなんだ』って話になります。
何しろ、共産党の志位委員長は既に15年は党首やってますよね？
共産党の志位委員長の就任期間、平成28年9月時点で自民党の安倍総裁の3倍以上ですよ？
（福田政権前期間の、第一次安倍政権の期間は除きます）

「ヤトー・ダ・カラー」の言い訳は通用しませんよ。
共産党が政権を取ったら、『志位和夫内閣総理大臣』の誕生なんですから。



さて、ここからは任期を延長すべきかどうかと言う話について個人的な意見。

3期9年、大いに結構だと思います。
政治の世界じゃ6年なんてあっという間ですからね。
長ければいいってもんじゃ無いですが、トップがコロコロ変わるよりはマシってもんです。
長すぎると党内がグダグダになる事もあるでしょうし、それ以上伸ばすとなると特例以外じゃ認めない方がいいかなという気もしますけど。

米大統領選を控えている時期ってのも大きい。
中国ベッタリで小沢級に黒い噂が尽きないヒラリーと、投げたら爆発トランプ爆弾。
どっちにしたってこの面々に対抗できる総理大臣は、今の日本の政治家じゃ安倍総理くらいしか浮かばないわけで・・・
まあ、そう言った背景を考慮すると、この機会に自民党の党首を3期9年にしてしまうのは、大いにアリだと思います。

問題は、米大統領が1期4年で2期までで、合わせて任期8年なので、平成28年に米国大統領が変わったら余程のことが無い限り平成36年まで続くわけだろうし。
一方、日本は3期9年にしても平成33年までしか安倍政権は続かない。
個人的には、トランプ政権orクリントン政権の間は、日本は安倍政権に対応してもらいたいモンですが・・・
かと言って、4期12年にしてしまうと長すぎるんですよね。
原則は3期9年、平成33年間近になっても安倍政権の後釜が出来そうに無い場合は特例で4期まで（但し、あくまで特例。原則は3期まで）とするのがベターなのかなと言う気がします。