14日(水) KATT神奈川劇術劇場へ行ってきました。
久しぶりに行ったのですが、少し時間に余裕があったから、劇場の周りをぐるっと回って、
食事する場所を探しました。
あった〜
「なんだ、こっち側にくれば、ビルの中に色々あったのか…」と思いながら、軽く食事。
あんまり食べると眠くなるから、ほどほどにね
今回のお芝居は、通常とは違って、舞台の上にも客席があるのですが、
以前そのパターンで見たら、椅子が違うからお尻が痛くて
通常の座席で見る方を選んだのですが、行ってみれば実質2列目。
しかし、芸術監督でもあるせいか、白井さんはこの劇場を思う存分好きなように使いますね〜
「もう、どんだけ自由にやってるんだ
」と思うくらい、セットが凝ってる。
そして、音楽は生演奏。
まぁ、勝手にお芝居と思っていたら、ミュージカルに近い…いや音楽劇というべきなのか…
主要キャストは、この面々。キャラが濃いね〜
そして、古谷さん以外は、皆歌を得意とする方々だよね。
山本耕史 / マルシア / 中尾ミエ / 上條恒彦 / 古谷一行
いやぁ〜こういう内容とはね…
まぁ、白井さんと山本君がタッグを組んで、楽しく愉快なお芝居はなかったような…
しかし、見ていて「あぁ〜こんな町って、あったかもね。」と思いつつ、
お金がすべてみたいな日々を過ごすって、どこかアリとキリギリスの話を彷彿させる。
そんな人ばかりで成り立っていたら、町自体も衰退していくのかなぁ〜と…
マルシアさんの雰囲気もピッタリなら、中尾さんは貫禄もあるし、歌声も凄いなぁ。
いまだに現役バリバリっていう、その姿勢が、草笛さん同様凄いと思う。
古谷さんは、最近テレビで見ても、どこか悪い人の役が多い感じがする。
そして、本当に声に特徴がある。
上條さんは、本当に久しぶりに舞台での姿を拝見しました。
相変わらず、よくとおる声で、存在感があります。
そうそう、今回は、女性ダンサーさんたちのダンスが、キレキレで凄い。
あのダンサーさんたちは、当然ながらスタイルもいいんだけど、
あの振り付けも、とっても気になったわ〜
そして、白井さんがこだわる音楽。
音楽がね〜私には、なじみがないジャンルだと思うんだけど、
マルシアさんが歌うナンバーが、なんか耳に残るメロディライン。
どこか懐かしい感じもする緩やかな感じ。
山本君は、いつもとは違って、とっても普通な一般人。
お金がたまったから、楽しく過ごそうとマハゴニーに来て、
百戦錬磨の悪者たちに、いいようにされてしまう。
とはいえ、自己責任の部分も多いにあるわけで、
一緒にいた友人一人が生き残るのを考えると、
「やはり、人生は多少の計画性も持って、生きていかないとダメだよね」と思う。
今が良ければいい、という面もあるけれど、いつどうなるかわからないのも人生だから、
少し先も見据えながら、1日を悔いなく過ごしていきたいと思う。
まぁ、この作品が伝えたかったのも、白井さんが伝えたかったことも、全然違うだろうけど
もっと、皮肉めいた事かもしれないし、正直者が馬鹿をみた哀しさかもしれないし…
とはいえ、どう見るかっていうは、自由だからね
公式㏋は、こちら…
http://news.mahagonny.jp/
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