「岸和田だんじり祭」始まる
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高校で教えている子が出るというので去年奈良から見に行った。
彼は山車の中で鉦を叩いているというので期待していたが、
無数と言っていいぐらいの山車が出るからどれがどれやら判らずじまい。
それでもあの特有の雰囲気は味わえた。
岸和田にはこんなにも若い衆がいるのかと驚いたが、
それはお祭りに参加するためにわざわざ帰省した人たちだという。
兎も角その日一日、岸和田は若者の街に変貌していて異様な盛り上がり、
同じ空気を吸っていても元気を貰える気がする。
これが他の祭りなら、無理やり集めた若い衆に中高年が入り混じり、
いまいち盛り上がりの欠けるところだが、ここ岸和田は違う。
日頃は顧みられない「長幼の序」という哲学が、
ここでは日本国憲法の如く厳密に守られているのも、
なかなか興味の惹かれるところで、
これがおよぼす教育効果は絶大なものと見える。
目つきの鋭い一見してヤンキーと思しき若い衆が
行きあうごとに元気に挨拶してくれるし道案内も引き受けてくれる。
女たちは「地獄編み」と言われる縮れっ毛で固く編み上げて
日焼け止めクリームをたっぷり塗って濃い化粧、つけ睫毛に
そろいの法被姿は、まるで舞台に立つような出で立ち。
気のせいかみんな目つきが殺気立っている。
何故「地獄編み」の名前が付いたかと言えば、
編み上げるときにギュッと髪の毛を思いっきり引っ張るため
大層痛いのだそうで、これが名前の由来らしい。
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