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2016年09月15日19:38

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『ウルトラマンオーブ』 第9話にて

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ババルウ星人ババリュー、のちに馬場先輩と化するw
偽ウルトラマンと言えばザラブかババルウか?と言うところか。
ニセモノのオーブに変身したまでは目的があったのだが、なぜか想定外の出来事に巻き込まれ・・・馬場先輩、とにかくエエ人やった(´・ω・`)




第9話 『ニセモノのブルース』

脚本 中野貴雄
監督 冨田卓

ウルトラマンオーブの強さは、人間と結んだ深い絆にあると睨んだ惑星侵略連合は、ババルウ星人をニセモノのオーブに変身させ、その信頼の絆を破壊するように命じる。
ところが、そのニセオーブは偶然にも子供を助けることとなる。
オーブの正体を突き止めようとしたジェッタは、ババルウ星人の人間態・馬場竜次と遭遇。
「あなたこそ正義の味方ですね!」と煽られ、困惑する竜次だが自分のことを信頼する子供たちと触れ合ううちに、不思議な感慨に揺れていく…。
http://m-78.jp/orb/story/





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レオにおける偽アストラの回をかつて視聴しておりましたが、あの時の卑怯なババルウ星人のイメージは払拭されており、どちらかと言うとチンピラらしき雰囲気が台詞の中にあったのがとても笑えたものでした・・・あ、冬月先生、ティッピーいえ清川元夢ではなかったですね。
(余談ながら偽アストラの回でのウルトラマンキングの声も清川氏だった)

ティッピー・・・こころぴょんぴょんですな。



今年7月からスタートしたウルトラマンオーブ、新作だしとりあえず観てみようかと言う事で第1話から視聴しておりますが、平成シリーズをまともに視聴していない(観たり観なかったり、途中で止めてしまったり等)事から、どうしようかなぁと思いつつ、今回に限っては素直になれそうな展開だったので、視聴して気がついた事など思い浮かんだ事などを記してみたい。



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ウルトラマンの系譜で初の偽物ウルトラマンの登場は第18話におけるザラブ星人であった。
以降、幾度か偽物ウルトラマンが登場するのだが昭和シリーズではセブン、エースロボ、アストラとさほど多くはなく、平成シリーズから頻繁に登場する傾向があったようでそれは困った時の偽物頼りと言わんばかりかのように受け止めてしまう。

オーブにおけるコンセプトは王道展開に斜に構えた斜め上の路線である事から、ただ偽物を出すのではなくてこの度の偽オーブは本来の使命から逸脱してしまうところにポイントであったのだろう。
もう一つ言える事はここしばらくのウルトラマンではかつて登場した多くの怪獣や宇宙人を再登場させているがその辺りは察するとして、『同じ種』であろうともかつて登場した種とは異なる違う個性を演出させているのであろう。



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ジェッタに煽てられて、いつしか偽オーブのままでもいいかなぁと考えてしまうババリューw


その成果としてかつて登場した怪獣や星人とは異なるキャラ付けの印象させ感じさせており、今回のババルウ星人はレオに登場したババルウ星人と大きく違う印象を与えさせていた事も面白かったりする。
偽物を用いる事で正体を隠している事を信条とするウルトラマンのパロディ化を伺わせているのだが、そこから一歩進んで『ウルトラマンとは何か?ヒーローである事は何であるのか?』と言うテーマにまで至ってしまったのも興味深い。
ババリューにとってはテレスドン出没の際、手助けをしてくれなかったメフィラスの事が忘れられなかったのか、しまいには偽オーブのままでもいいかなぁとストレートで素直な気持ちに至ってしまった事は、悪が善にもなり得る事の流れにも見えてくる。


そう言えば予告なくいきなりの登場のテレスドンは、ババリューの目的を阻害したばかりではなく、8話におけるラゴンやグビラが野良怪獣として登場する理由、突如怪獣が出没するアンバランスな世界観としての意味づけとなっていた。


ストーリーの事に戻すとして。
風来坊のような放浪のヒーローを漂わせていたガイは、いつしかSSPのオフィスに居候する流れとなってしまい、ガイにとってはそれはいつしか自分の正体がバレてしまうリスクを背負ってしまうものかと伺える。
そこでここで偽オーブの登場によって、自分の正体が悟らずに済むと踏んだはずだろう。
しかし、偽オーブの登場は彼には想定外の事であり、それを見ているガイの呆然とした顔がなんとも言えなかったし、SSPに出入りするガイにはこんな時に変身できない瞬間さえも生じていた。
結末におけるババリューが去っていく姿のようにガイもまた毎回去って行くのが風来坊ヒーローとして正しい姿だったのだろうけど。


今回の隠されたサブタイトルが番組内で知らされるのだが、惑星侵略連合の作戦名としてウルトラQ 第21話におけるタイトル『宇宙指令M774』を引用していた。
元ネタからは逸脱している感があったかなぁと考えてしまったが、番組最後でのシーンにおいてババリューが黒く髪を染めて地球の人として誰にも知られずひっそりと暮らしているシーンに、元ネタである『宇宙指令M774』でのルパーツ星人のセリフを思い出してしまう。

『ほら、そこにも、ここにも』

何らかの目的で地球にやって来てそのまま住み着いた宇宙人がいる事を仄めかしていたのだが、まさかの色々な意味でウルトラシリーズの先駆けになっていたのかなぁ。


(気が向いたらつづくかも?)


最後にババリューではなく、かつてのババルウ星人を偲んでみましょう。






*暗黒宇宙の支配者ババルウ星人
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9599204


前半がレオ編で後半がヒカリ編。ザラブと違って変身が完璧なわけですが本来の姿の出番の印象がそんなになかったり。
あと大怪獣バトルNEOにも出てますが尺の都合で割愛。大した出番じゃないしなあ(酷 mylist/17406944
次は魔鎧装あたりにしようかなあ…



タグが『レオレオ詐欺』って(^^;
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