NHK交響楽団第1841回定期公演
2016年9月14日(水) 19:00 開演
ムソルグスキー: 交響詩『はげ山の一夜』(原典版)
武満徹: ア・ウェイ・ア・ローン II (1981)
: ハウ・スロー・ザ・ウィンド (1991)
ムソルグスキー: オペラ『ホヴァンシチナ』― 第4幕第2場への間奏曲
「ゴリツィン公の流刑」(リムスキー=コルサコフ編)
: 組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
指揮パーヴォ・ヤルヴィ
NHK交響楽団
1、はげ山
なんか違うなと思ったら、原典版という版だった。聴き慣れた通常版の方を
期待していたので、肩透かしを食らった感があった。
オケの鳴りっぷりは見事である。
2、武満
海外でも有名な邦人作曲家でもあり、いいところをつかみ取ろうと必死に努力
してはみるものの、いつも徒労に終わる。今回も同様。
いったいどこがいいのか私には理解不能だ。
この作品に共感を覚える聴衆がたくさんいることが不思議でならない。
もしかすると裸の王様に出てくる市民と同じなのかな。
3、ホヴァンシチナ
きれいではあった。
4、展覧会の絵
トランペットははじめとする金管が安定していてすばらしかった。つい最近まで
冒頭のテーマがずっこけずに通過するかハラハラして聴いていたものだが
最近は安心して聴ける。パーヴォの指揮は明瞭で、明快な音に浸ることができた。
音はきれいで音量も十分だが、曲の作り方が浅い気がした。
表現が、アッサリしすぎて今一つ充実感が足りなか
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