mixiユーザー(id:58112960)

2016年09月14日21:37

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一度だけ、奇跡級の出来事を起こした事がある

 この記事、携帯電話が無かった頃をイメージできない10代を、新しい世代の人というか、自分達と感性の違う人みたいにイメージさせるけど、今の20代、30代も、今携帯電話が無くなったら行動できなくなるよね……
 電車に乗って周り見渡せば一目瞭然だけど、老若男女、携帯携帯携帯携帯だもの
 まあ、無くなったら無くなったでしばらくしてその状況に順応するのが人間だけども

 そんな、携帯電話が無く、臨機応変に待ち合わせをするのが難しい時代に、今考えても「よくできたな」って思える超難易度の待ち合わせをした事がある

 季節は、夏
 場所は東京有明、ビックサイト

 そう、コミックマーケットでの出来事

 当時○学生だった自分は、家に内緒で、近所の趣味仲間のお兄さんと毎回コミケへ行っていた
 そして、理由は覚えてないけれど、何故が徒歩1分の近所に住んでるお兄さんと、一緒にコミケに行かず、会場で待ち合わせる事になった

 待ち合わせの場所は決められない

 先に行って入場列の場所を確保する為に、事前に待ち合わせ場所を決める事は不可能だった
 そのお兄さんは携帯を持っていたので、入場列の場所を確保したら、公衆電話から携帯に電話して、その場所を伝えたのだけど

 遅刻してて開場前に合流できない

 というとんでもない事態になった
 開場してしまうと、当然入場列が動き、場所も移動してしまう
 そして、分かる人は分かると思うのだけど、コミケの入場列は、傍から見たら、難民移動かってくらい密集して人がぞろぞろと歩く
 その中から、誰か1人と意図的に落ち合う事は、携帯無しでは不可能に違いと思う

 何故か当時、その状況でも合流を諦めておらず、コミケ会場の正門側の道路を越える階段の手前で、お兄さんがやって来るであろう、臨海線ゆりかもめの駅の出口をずーっと睨みつけていた
 何時の便のゆりかもめに乗ってくるのかも知らないのに、入場列が少しずつ前に進む中、ずーっとゆりかもめから出てくる人たちを睨み続けていた

 そしたらお兄さんを見つけた

 必死に手を振って存在をアピールしたかいもあって、お兄さんもこちらの存在に気付いた
 そして二人は、コミケ開場直後の人の濁流の中で待ち合わせをすることができたのである

 自画自賛だけど、未だにあれはスゴイ事だと思うんよね……
 開場までは公衆電話から相手と話す事は出来たけど、列に戻って動きはじめたら、もうどうしようもない訳で、その状況から目当ての人間発見して合流するって

 まあ、現実的に考えたら、ゆりかもめで来ることは分かってて、その駅のどの出口から出てくるかも分かってたのだから、物理的に不可能な事とかではないんだけどさ
 携帯社会の世の中じゃ、もうあんな気分を味わう事もないんだろうねぇ……


 携帯を持っていても、まともに待ち合わせできなかった事もあるけど
 歳をとって、コミケ行く事になり、友人の1人が
「コミケ行く」「やっぱり行かない」「やっぱり行く事にした!」
 態度を二転させた時、本当にギリギリまで、結局参加する事にした事を知らなくて、車で移動していた手前、合流が厄介になり、合流した後で

「結局参加する事にしたなら教えてくれればいいのに」

 と言ったら

「知らなかったんだっけ?mixiには書いたんだけどね☆ミ」

 と言われた時は、本気でイラっときた
 当時既にmixiというコミュニティはかなりの規模になって利用者も多かったけど、自分は利用する習慣が無かった
 携帯で直接一報入れてくれれば済んだのに、mixiに書いたから良いだろうと思って面倒事を増やした友人

 なんつーか、どんだけ技術が躍進しても、結局は使い手次第なんだよねぇ


携帯電話が無かった時代の話に10代驚愕 「マジすか!」「テレカっつーのがあったんですか!」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&from=diary&id=4193550
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