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2016年09月12日23:31

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存在/尾崎豊

2枚目のalbum回帰線に収録されてる曲です

リリーを何度も甦らせた素晴らしい力を持つ曲す

リリーの生活にはYouTube以外に音がない
検索すれば出てくるかも知れませんが

こんな歌す
フル暗記


にぎやかな街
隠しきれない淋しさがほら見つめている
小さく屈めて守らなければ自分の存在すら見失うよ

誰もかれもの存在ならばいつも認めざるを得ないもの
それでも僕の愛の言葉は何の意味さえ持たなくなる

満ち足りて行くことない人の心を慰められるような
夢を求めていても目の当たりにするだろう
生存競争の中、夢はすり替えられてしまう

受けとめよう
目眩すらする街の影の中
さあもう一度愛や真心で立ち向かって行かなければ
受けとめよう
自分らしさに打ちのめされても
あるがままを受け止めながら
目に写るもの全てを愛したい

僕に見えるものはいつも的外れが多かったけれど
現実と夢の区別くらいはついていたはずだった

何もかもをあるがままに受けとめようとするけれど
君は運命、誰かの人生背負うこととは違うのさ

どんな色でなぞればいい
自分の愛を否定してしまう前に

笑っても構わないの
でも君が愛や夢に悩むときはどうか思い出してほしい

受けとめよう
目眩すらする街の影の中
さあもう一度愛や真心で立ち向かって行かなければ
受けとめよう
本当の事を口にする君の目を
誰も傷付けぬ気紛れのような優しい嘘すらさえも愛したい

愛は真実なのだろうか
愛は君を救ってくれるだろうか
背中合わせの裏切りに打ちのめされても
それでもいい
愛してる
他に何ができるの


尾崎豊は教祖とか反逆のカリスマ(笑)とか言われますが
一方で、例えば石川啄木のような詩人だと言われたりもします

校舎の影
芝生の上
吸い込まれる空

有名な卒業という曲の歌い出しす
なるほど納得しませんか?

19歳の彼がみて描いた風景が歌から伝わってきます
そして、主人公は彼ね。

しかし、この存在という曲だけ
歌い出しに
にぎやかな街
とはあるのですが彼のいる風景が見えてこないんです

故に彼の楽曲の中では多分地味な部類のこの曲
実は最もメッセージ性に長けた曲なんだと思うんですよね

で、さびの
受けとめよう
と叫ぶカラオケできつい部分なんですが

ながくリリーは聴き手に向かって
lets!な感じなのだと思っていたのですが

今のリリーはこれは彼が自分自身に言い聞かせているフレーズなのだと思えてます

じゃないとしっくりこない。

ただ一行だけなんですよ聴き手に話しかけてるのは

笑っても構わないの
でも君が愛や夢に悩むときはどうか思い出してほしい

これだけなんですよねメッセージは。


リリーは今もおそらくは
自分らしさに打ちのめされて苦しんでいます
いつもは頭に流れていないこの曲が
彼の遺言のように
どうか思い出してほしいと流れてくるのです

自分らしさなんて各々自分でしか解らない事
尾崎豊の自分らしさと
リリーの自分らしさは別のもの

彼は何故笑われても仕方ないと念を押した上で
リリーにその時は思い出して欲しいと歌ったのだろう

リリーは楽曲作成したりしなかったり
世にだすようなものはありません

でもなんか
笑われてもいいから
そうね、皆が悩むときは思い出してみて?こんなやつもいたからさ


そういう存在になりたいと思っていたんです

尾崎豊は暑苦しいとか押し付けがましいとか
当時はそういう部分が嫌われたりしましたが

なんと優しいことかと思えてなりません
何が優しさかなんて今でもリリーには解りません
でもこの曲はひとつの優しさの形なのだと思っています


あまりにも歌っている事は壮大過ぎますが
もし愛や夢に悩んでる人がいたら
聴いてみては?
自分らしさに打ちのめされてるリリーのような人にもお薦めです


そして何回聴いても
何回も何回も同じ悩みは訪れて
彼のこの曲はリリーを慰める事はあるので彼の夢を叶えてる訳ですが
彼も歌っているように
疑問符は決して無くなることはないのですね


それが生きるという事なのであれば
リリーはきっと間違ってないのだけれど


読んで具合の悪くなるような日記を書くのではなく
人の心を慰められるような言葉を並べたい

そう自分と一生懸命向き合っています


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