先程、録画していたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら、不動産の価値をいかに維持するかという特集をやっていました。
色んな事例をやっていましたが、最初に出てきたのは、東京の足立区のマンションの例でした。
築27年なのに一回も大規模修繕工事をやっておらず、屋根瓦はボロボロになり、コンクリートもはげ落ちたり、大変なことになっていたそうです。修繕積立金が足りないので、普通の金融機関ではなく、政府系金融機関に4,000万借りることで不足分を補い、無事、修繕を終えて何とか資産価値は保たれたようです。
もう一つは、千葉市のブラウシアという非常に大きな分譲マンションが非常に人気が高いという理由についてでした。ここは、5年前の東日本大震災までは管理会社に一任していた為、住民にとって都合のいい運営がなされていなかったので、管理会社だけでなく、住民が直接、自販機のメーカーと交渉したり、その他の経費を考えて、自分たちにお金が残るように運営しているということでした。
庭が凄く広いマンションなので、バーベキュー広場があって老朽化していたので、リニューアルしたのですが、経費削減の為に住民自ら手伝う等連帯意識があるいい意味で住み易いマンションのようです。放置自転車も多いので、シェアサイクルを導入し、自転車を100台分減らしたとのことです。
年一回の夏祭りも開催され、住民が仲良く出来る雰囲気もありました。いくら千葉でもあそこは高そうでしたね。
もう一つは一戸建ての場合は、年数が20年、30年経つと資産価値が下がると言われているそうですが、それを改善しようとしている管理会社があるとの話です。
戸建てでも「家ドック」と呼ばれる家の保守、管理をやる管理会社があるそうです。創建という会社の子会社で日本戸建管理という会社です。
その会社が全国の空白地を埋める為に色々考えて、高知のプロパンガスの会社を訪れ、ガス点検のついでに家の点検もして、家ドックの提携をお願いしたいと交渉したら、「うちも電力自由化がうまく進んでいないので、そのきっかけにしたい。」と提携が成立したという所で終わりました。
マンションも戸建ても管理の仕方が変わってきていると感じました。
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