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2016年09月07日22:45

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顔の十字はアタリの証

ラフスケッチを自動で“線画化”してくれるウェブサービスついに一般公開
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=47&from=diary&id=4181112

自動中割装置といい、ラフスケッチから主線をトレースするサービスといい、これがなかなかうまく行かないんだな。ラフ線から主線を抽出するから楽なように思えるけれど、どこか歪むし、線の解釈が違ってくる。ニュアンスだって変わってくる。最終的には自分の手で手直ししなければならないから、二度手間になる。
では、どうすればいいのか?
私は「藤田和日郎メソッド」をやるべきだと思う。『うしおととら』や『からくりサーカス』などの傑作を描いてきた藤田和日郎先生は、基本的なアタリ→下描き→修正→ペン入れという手順をとるのではなく、まずアタリ、次に→ペン入れという、漫画を描いた経験のある人ならひっくり返るような方法で描いているのです。もし、ペン入れで間違えたら? →修正液で消してもう一度ペン入れをするそうです。
浦沢直樹は『漫勉』という番組で対談したとき、この藤田和日郎の執筆方法を見て、驚愕すると同時に内心納得したそうです。結局、どんなに頑張って下描きを詰めても、ペン入れして出来上がった絵を見て愕然とする。だから、最初からペン入れしてしまえ。だそうです。
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