北川景子のこの演技は『悪夢ちゃん』（2012）から始まっている。

北川景子、江角マキコら　連ドラで頻出の「個性派断言美女」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4168946
なにをいまさら！と思う。北川景子がただの美人女優ではないことは、『悪夢ちゃん』（2012、日テレ土９）のときからわかっていたことだ。無表情で、二面性をもつ腹黒美人教師を、コミカルに、自虐的に、ときにはパワフルに演じていて、私は恋愛ドラマの彼女しか知らなかったので驚いた覚えがある。そして、そういう役柄をじつに楽しそうに演じていたのだ。しかもコメディのテンポ、ノリがいいのだ、さらにアドリブなのか、脚本にあったのか、共演者へのびみょーなつっこみの間（ま）のすばらしさ！（詳しくはレビューに書いてあります）

あのときの彼女があるので、このドラマもある。そしてウィッシュ！と結婚したのも、あのときの彼女があるからだろうと思う。