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2016年08月31日03:15

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絵画や彫刻といった、

「飛騨市始まりすぎてる」とネット騒然 飛騨市図書館の「官能小説朗読ライブ」担当者に開催の意図を聞いた
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4168465
造形芸術だって、裸体像は、土偶時代から、テーマにあるくらいなので。

官能を取り扱った文学はあるわけで。

目的が、「図書館に足を運んでほしかった」ということらしいが。
文字文化を、朗読芸という官能性で表現することで、より感慨を深める企画でもあるので。

子どもむけの、絵本の読み聞かせの楽しさの、大人版ということかしらね?

公共の図書館を舞台にした、新しい「地方アート」の展開を予感させて、興味深い。

活字離れが進むなかで、多くの図書館でも、色々な企画や活動が努力されているようだけど。

公報の告知板の隅にうずもれて、あまり話題になることもないようです。

その点で、官能小説の朗読に着目したのは、戦略的にも、芸術的にも、慧眼です。


自分の街の図書館に、美声を聞かせる公務員の声優さんがいると思うだけでも、街のヒトは、心が豊かになりそう。

むかし田舎のバスに、まだ女の車掌さんが乗っていたころは、TVも今ほど家庭内にはびこってなくて。
肉声で案内のアナウスをし、老人たちに声をかけてくれる車掌さんは、田舎ではアイドルでした。


この朗読会も、やがて市民の中からも、自分もいろいろ演じたいというヒトも出てくるだろうから。
そうなれば、市民参加型のアート活動が、ひろがっていくことになる。

かつて地域に広がった、素人歌舞伎のような展開になると、村中に芸達者がうまれて、ハコ物建設による形だけの勘違い地方振興ではなくて、本当の意味での地方文化の振興への可能性を期待させる企画です。

言葉のイントネーションに、かすかなナマリの薫りとかが混じっていたら、もう感激モノでしょうね。

やり方によっては、朗読芸というのは、ダンスや楽器とかも、コラボできるわけで。

しかし基本は、特別に有名な声優さんをわざわざ呼ばなくとも、空間と椅子があれば、浴衣がけで、自前で出来てしまうところが、うれしいです。

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