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2016年08月30日00:01

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『ゼロから始める魔法の書VII -詠月の魔女〈下〉-』

虎走かける 先生が贈るファンタジー作品。第7巻は“アルバス”と再会した“ゼロ”たち
の前に「あの方」が現れ、世界の破壊を宣告。それぞれが運命の道を選ぶ瞬間を迎えます。
(イラスト/しずまよしのり 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892276-0/


「これより、世界を破壊する」──。あっさりと告げる「あの方」により世界情勢が一変
する様子を目の当たりにする“ゼロ”たち。彼女が世界を救うと決断し、“傭兵”がその
想いに応えるあの場面は印象に残るものがありました。あの不幸があったことも踏まえて。

“十三番”の気持ちを汲み、詠月の魔女として成長を見せる“アルバス”。すでに手遅れ
なところは致し方無いとして、世界を救うため尽力する彼女の様子にようやく安堵の思い
が生まれました。“サナレ”の件もスッキリして、様を見ろと内心つぶやいたところです。

所々で可愛らしい言動を見せる“リーリ”。体いっぱいの勇気を振りしぼって“神父”に
お願いする場面も見どころの一つ。想いが報われる展開は実に良いものです。世界の危機
に総力戦で挑む中、北の大地を目指す“ゼロ”たちは勝てるのか、続きが気になります。


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