松田聖子のSACD盤再発でプレーヤとDACを新調してまでマイブームとなって2年、
熱が冷めはじめたところに今度は太田裕美のSACD盤が発売されていました。
アルバム2枚ですが、続いてラインナップは出るのか・・・・
出てほしいけど松田聖子程のリスナーはいないと思うのであまり期待できないかな、、
エンジニアは松田聖子と同じスタッフがリマスターしているようです。
太田裕美さんは年上でもありデビューとヒットも松田聖子より少し早く、
百恵やキャンディーズにダブります。
自宅にも親父の購入した当時流行の4CHステレオが入ったこともあり、
レコードが自宅で聴けるようになりました。
バイトで稼いだ金は好きだったミュージシャンのレコードに、、
当時の歌番組は演歌全盛の時代ながら、矢沢、チューリップ、甲斐バンド、達郎、
ゴダイゴ、荒井由美、、ロックバンドが出現。風、拓郎、泉谷、かぐや姫、など
フォークブームからニューミュージックへと70年代から新しいムーブメントが蠢き始めた時代、
海外からはビートルズのあと、プログレ、ハードロック、そしてパンクムーブメント、、と
今になって思えば一気に新しい音楽が花開き始めた時代でした。
中でもソニーは太田裕美、松田聖子、など新しいスターとともに大きくなっていきました。
ハッピーエンドを解散した松本隆が作詞家としてもヒットして全面的に出るようになったのも
この二人の歌手だったと思います。
デビューして40年にもなるのにいまだマスターテープが存在してこれだけの音質を
維持できているのもすごいですね、
管理や操作は手間だけどテープが記録媒体としては一番すぐれているのではないだろうか。。
とはいってもテープが家庭で復活することはないだろうが、、
太田裕美はあの独特の舌足らずな声が気に入れば独自の世界があります。
この「こけてぃっしゅ」のジャケット画像は彼女のイメージが合致して秀逸です。
軽くさわやかなメルヘン調、歌謡曲からフォークへ、ニューミュージックへの橋渡しを
していたように思います。
ワシは太田裕美から曲を提供していた伊勢正三や大滝詠一へ向かいました。
当時の思い出は記憶もわずか断片的ですが、再発アルバムを聴きながら40年前に
浸りたいと思います。
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