現在、結構めんどくさい問題の対応を行っております。
まぁ、一般的なメーカーさんならわかると思うのですが、基本的に製品の設計を変更できる権利は、設計部門以外は持ち合わせていないのが普通です。
そりゃ、いきなり経理の人間が勝手に製品の内容変えちゃったらえらいことになるよねって話で。
それは、物を実際に作ってるラインの人間、製造部門の人間にも同じことが言えるわけで。
変更や改善の「提案」を出すことはできても、直接の「変更」をかける権利はないわけですよ。
で、どうやらうちの製造が、それをやらかしたらしいんですよねぇ。
設計部門が知らない間に、外注先に勝手に変更依頼出したらしいのですよ。
しかも、これはどういうことなのかはわからないのですが、外注先からの仕様書変更提案が出てこなかったために、仕様書・・・つまるところ「契約書」に変更がかけられないまま、契約内容に反するものが納入されてきてる状態になってるらしい。
とにかく、設計部門に声もかけずに勝手に設計変更を行ったうちの製造部門にもちょっと一言物申さなきゃいけないかもだけど、それよりも、仕様書が変わってないのに納入物品の変更をかける外注先も外注先だなと。
どちらにしても、双方に明確に文句を言わなきゃいけないと思ったのですがね。
うちの先輩さんが、事を荒立てるのが嫌なのか、うちの部長と主任が、この件に関して、外注先に対してちゃんと調査を行い、しかるべき対応を取るべきだという判断を下したのに、すごい食い下がるのですよ。
社内の問題を解決してからでも遅くないとか、もう少し社内調査を進めてからでもいいだろうとか。
この件がここまでこじれることとなった経緯を知ってるから、あまり色々言っては外注先がかわいそうだとかっていう事を言っていたのだけど、それはそれ、これはこれだと思うんだよね。
実際に、部長、主任もアタシと同意見だったみたいだけど。
いや、確かにあの外注先には今までさんざん無茶言ってきてるからね、ちょっと頭が上がらなくなりかけてるところがあるのはわかるんだけど、あくまでも、「契約」は「契約」であって、それ以上でもそれ以下でもないのですよ。
あの先輩には悪いけど、アタシはこういうのに関しては手を抜くつもりはないのですよ。
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