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2016年08月24日23:58

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バイオテロは大袈裟

大規模コンサートに麻疹感染者
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4158715

確かに大変な事態だが、何人かの方が批判するようなバイオテロか、と言われると、僕はそんな大袈裟なモノではないと思う。

というのも、今回は寧ろ、この男性が麻疹に罹った後、きちんと医療機関に自身の行動を正直に申告したから、感染源と感染経路が明らかとなり、注意喚起をアナウンスすることができたのだ。

裏を返せば、このような事案は日常生活の中に常に溢れていると言っていい。

例えば、電車の中やバスの中、野球やサッカーのスタジアム、小中学校、高校、大学、大型スーパーなど大勢の人が集まる場所。
そこに、此れ迄伝染病や流感に罹った人が紛れて居ない、なんてことはあり得ない。

今回のようにアナウンスされていないから、皆、知らないだけだ。

伝染病が発病していなくとも、潜伏期間であれば、罹った本人が知らない内に、ウィルスを周りに撒き散らしている、なんてことは当たり前にあることだ。

だから毎年、流感が流行し、学校が学級閉鎖になったり、ある特定の伝染病が子供たちの間で流行したりする。
すべては、僕たちの知らない内に、こうした伝染病のウィルスが人から人へとばら撒かれているから故の流行なのだ。

今回は、寧ろ、感染源と感染経路がハッキリしたから良かったのだ。
注意喚起することで、心当たりのある人は用心することができる。

でも決して、バイオテロと呼ばれるような大袈裟なモノではない。

妊婦さんは、今回に限らず、何処に外出しようが伝染病に罹患するリスクは同じように負っている。
いや、寧ろ、僕たちが知らない内に接触するリスクを考えれば、日常生活に当たり前にある感染のリスクの方が遥かに怖いと思う。

今回の事案は、予防接種を受けることの大切さを改めて認識する事案だと思う。
何時、何処で、自分が伝染病に罹るか分からないから、予防接種は大切であり、同時に、何時、何処で、自分が感染源となって、他人を感染させるか分からないから、予防接種は大切だということ。

感染の危険は、日常生活の中に常に溢れているのだから。

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