セリーグ

今年の広島は、昨年のヤクルトと一緒。前評判はたいしたことなかったけど、あるタイミングで勢いつけて突っ走った。圧倒的戦力がなくても、勢いをつけることができれば走れるのがいまのセリーグ。

理由は、巨人の弱体化。痛かったのが金権ドラフトの撤廃。これで仁志、二岡、阿部、高橋、長野などそうそうたるメンバーを買えたシステムがなくなったんだからね。

巨人は、金権ドラフトとFAという、ナベツネがごり押しして導入した「カネさえあれば強くなれる」二大システムで万全の戦力を整えていたけど、裏金問題で両輪の方輪である金権ドラフトがなくなり、坂本と山口以降長く活躍できる選手が育成から出てこず育成能力のないことを露呈し、外人も7試合ぐらいしか活躍できないのしか当たらなくなり、圧倒的戦力ではなくなった。

巨人がこういう状態なので、ほかの5球団で、去年のヤクルトや今年の広島みたいなチームが走る、というのが続きそうだね。でも、今年のヤクルトを見ればわかるように、連覇はなかなか難しそうだ。何年かに一度、バイオリズムが合った年に突っ走るという感じ。もちろん、巨人が走ることもあるだろうし、からくりドームがある限り、その頻度は他球団よりは高そうだ。


■逆転勝ちの広島、優勝M20点灯！　菅野を攻略、力投の福井は4勝目
(ベースボールキング - 08月24日 21:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=4158922