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2016年08月24日06:37

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東武スカイツリートレイン&上毛電鉄デハ101貸切ツアー

月・火で連休でしたが、月曜日は東武スカイツリートレインおよび上毛電鉄の旧型電車デハ101に乗る電車貸切ツアーに参加してきました。
浅草駅10時集合でしたが不測の事態を考慮して早めにうちを出て、早い時間の出勤時に篠田麻里子みたいな人が乗っているはずの電車に久々に乗りましたが、いませんでした(涙)。ゴールデンウィーク前に見かけたのが最後だったので、退職などでもう乗らなくなった可能性があります。
上野から浅草までは銀座線を使いましたが、最新の3画面LCD搭載の車両が来ました。先日は待つも来なくて乗れなかったので、今回は時間があるから少しだけなら待ってみようかと思った矢先だったので、待つことなくいきなりの遭遇は思いがけない幸運でした。2画面をくっつけて表示する方式は、後乗りのバスで運賃表示をする際によく見られる方法ですが、電車では初めて見ました。あと、関東では見られませんが、阪急や阪神や静岡鉄道の新型車両は2画面相当の超ワイドLCDを使っていて、これと似たような表示をしています。
ちなみにこの編成ですが、番号が1136Fで6月末に運行開始した1134F(初の3画面車)より新しかったのですが、Twitterなどで調べたところ19日に中野検車区から銀座線に移動し、20日に試運転を行なっていて、21日の動きは不明だったので、まさかの営業運転開始初日に遭遇した可能性もあります。
浅草駅到着後は、荒天でなければ集合まで周辺を散策するつもりでしたが、風雨がだんだん強まってきたのでできず、仕方ないので銀座線の連絡通路にある日本初の地下街を軽く見てから地下のドトールで休憩。

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10時過ぎに浅草集合組の集合が完了してホームに入ると、待つこと数分でスカイツリートレイン634型が入線。
快速などを中心に使われる6050系を改造した車両ですが、大幅な改造により内装を中心に全く別物に変わりました。
1号車と3号車は1+2の横3列のリクライニングシートに、2号車と4号車は前向きの1人掛け座席と窓側を向いた2人掛け座席の組み合わせになっています。また、各車両とも運転席後ろに簡単な展望席が設置されています。
そして、貸切電車なので営業していませんが、1号車と3号車は入口を入ると正面に売店として使われるカウンターがあります。かつて特急に使われ晩年は貸切や臨時列車などに使われていた5700系(1991年引退)にもこういう設備があったことを思い出しました。
あと、「りょうもう」の200系でさえ設置されていない洗面所もきちんと設置されていましたし、トイレは最新型車両並みの車椅子で利用可能なものになっていました。
貸切スカイツリートレインは浅草を出発すると、まずは北千住に停車。天窓から東京スカイツリーを眺めたいところですが、こんな天候なので全く見ることはできませんでした。
特急なので北千住では特急専用ホームに到着。ここで数人乗車したようです。
次は春日部に止まりましたが、伊勢崎線方面の特急は定期列車だと春日部は通過して東武動物公園に停車するので、今回はイレギュラーな停車パターンです。
途中で、まずは下り急行線のみが高架化された竹ノ塚を通過しましたが、高架化後に通過したのは初めてです。
また、走行中にも風雨が強まってきていて、昔から大した雨でなくてもすぐ要注意水位になる都県境の毛長川や、同じく水害が起きやすい綾瀬川や元荒川がかなり増水していました。
その後は春日部で参加者全員集合となりましたが、発車直後に抑止がかかり止まってしまいました。ついに降雨量が運行停止の基準を越えてしまったのかと思ったら、踏切安全確認とのことですぐに運転再開。
この頃に昼食のお弁当が配られました。特別仕立てのものではないごく普通の弁当ではありますが、車窓を眺めながら美味しくいただきました。
また、東武関係の色々なグッズが当たる抽選会が行われ、6等の自由帳+カード5枚のセットが当たりました。ちなみに1等は、旧型電車で使われていた菱形の「準急」と書かれたプレートでした。
あとは終点の赤城までノンストップでと言いたいところですが、定期列車の合間に割り込ませて走る臨時列車の宿命でどうしても速くは走れず、東武動物公園や館林など数ヶ所で運転停車がありました。
伊勢崎線から桐生線に入る太田では、後続の特急「りょうもう」に道を譲るために8分の停車の予定でしたが、遅れが発生していました。
ちなみに、定期列車のスカイツリートレインは太田までの運転なので、これより先でスカイツリートレインに乗るには貸し切らなければいけないので、ここで乗るのは貴重な体験といえます。
桐生線は単線になるため、遅延回復も容易ではなくなり、結局赤城にはかなり遅れての到着となり、ゆっくりの撮影や小休止をする暇もなく上毛電鉄の定期列車に乗り換えて、車庫でデハ101の待つ大胡に向かいました。
定期列車は京王井の頭線で使われていた車両で、前面の色は編成ごとに異なります。また、「水族館電車」、「お祭り電車」など装飾付き電車を色々走らせていて、昨年乗ったときはオレンジ色の編成が「ハロウィン電車」として運転されていました。
天井で回っている送風機が首振り扇風機ではなく今や珍しくなったファンデリアなのも懐かしいです。ファンデリアは営団地下鉄時代の古い車両にも多く使われていましたが、日比谷線の3000系は1994年で全廃になりましたし、冷房改造されて2007年まで走った東西線の5000系にもファンデリアの車両がありましたが、改造時に何故かわざわざ扇風機に交換していました。
当初は、大胡到着後に車庫見学をしてからデハ101に乗車の予定でしたが、台風の進路を見極めた結果、先にデハ101に乗車して、その間に台風が通過して天候が落ち着いたところで車庫見学をするという行程に変更されました。
こういう事態を考慮して予め車庫見学を後回しにする行程も用意していた可能性もありますが、貸切電車のダイヤをその場で急遽変更というのは容易ではないはずで、関係各位の柔軟な対応には頭の下がる思いです。

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大胡で下車すると、茶色いデハ101が側線で待機していました。昭和3年(1928年)の上毛電鉄開業に合わせて新造された車両で、現役の電車の中では最古のものだろうとのことです。現在の車両に比べて小ぶりですがごっつい車両で、上州の野武士というニックネームを持ちます。今回の乗車コースは、大胡から終点の中央前橋に向かい、折り返して全区間走行して西桐生に向かい、再び折り返して大胡に戻るコースです。
デハ101は、私たちの到着後すぐに側線から出てホームに横付けされました。この車両は速度計がないので運転士の感が頼りだそうです。それに、機械化や電子制御化が進んだ現在の車両に比べて運転が難しいだろうと想像がつきます。そんな車両だけに当然超ベテラン運転士が運転すると思ったら、ホームにいた駅員かと思った戸田恵梨香似の人が運転席に座ったので驚きました。

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デハ101は、戸田恵梨香似の運転士の手で中央前橋に向けて出発。非常に古い電車なので当然乗り心地は元々よくないはずですが、発車時の衝撃は気になったものの、あとはベテラン運転士顔負けのスムーズな運転でした。
古い電車なので当然冷房はなく、天井で扇風機が回っています。さらに雨で窓が開けられませんでしたが、気温自体がそれほど高くなかったので、暑くはなかったです。
また、ワイパーはおそらく空気式と思われ、カチカチと音を立てながら動いていましたが、圧縮空気がなくなってくると動きが遅くなり、コンプレッサーが作動すると回復するのが印象的でした。
中央前橋に到着後は10分のトイレ休憩があり、すぐに西桐生に向けて出発。
途中に桐生球場前駅がありますが、ここの球場はちょうど9年前に新垣結衣主演映画のロケが行われた場所だそうです。mixiに2007年8月20〜24日の日程でエキストラを募集する書き込みがありました。ちなみに桐生市は野球の街ということで「球都」を自称しています。
また、西桐生到着手前で北関東を代表する河川の一つである渡良瀬川を渡りましたが、映画「スタンドバイミー」の橋みたいな細い橋なのが印象的でした。

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西桐生では、トイレに行くくらいしかできなかった中央前橋の時よりは長めの休憩時間が取られ、コンビニに寄ったり、駅舎の写真を撮る余裕がありました。
この駅舎は上毛電鉄開業時からのもので、国の登録有形文化財、鉄道近代化遺産になっています。
外観はマンサード屋根という様式の変わった形の屋根とピンクに塗られた窓枠が特徴的です。待合室の柱に扇風機が4台取り付けられているのも面白いです。
また駅前には、エロ本など青少年に有害な図書を投函してくださいという主旨で置かれた「白ポスト」があり、大抵は木製だったりドラム缶を加工した簡素なものなのに、ここのはタイル張りだし西桐生駅の駅舎と同じ屋根だったりと、無駄に立派なのが面白いです。
その後、15:25に大胡に向けて折り返して出発。
雨は強くなったり弱まったりを繰り返していましたが、徐々に空が明るくなり始め、進行方向右側に赤城山の裾が見えてきました。
また、貸切の都電に乗ったときもそうでしたが、貸切電車の宿命でどうしても定期列車を待つ客の視線を浴びることになりました。途中では、見慣れない電車がいることを不思議がる様子の大きな猫もとい橋本愛みたいな人が写真を撮っていました。
また、その次の駅では人が誰もいない中で三毛猫がまるで電車を待つような姿勢でホームにいました。写真を撮りたかったですが、猫のいる場所から離れて止まったので撮れなかったのが残念です。ぜひともここは、猫のお客様のためにドアを開けるという演出をして欲しかったですが、さすがに無理ですよね。
そして大胡に戻ってきて今回のデハ101乗車は終了となり、下車後に本線上で折り返して入庫する様子を見てから車庫見学に移動しました。
戸田恵梨香似の運転士にも一言お礼を言いたいところでしたが、乗務を終えると足早に事務所内に入ってしまい、言えませんでした(涙)。
また、ちょうどすれ違った「お祭り電車」の車内を撮影しました。

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大胡駅の改札を出てから車庫に向かいましたが、その前に駅舎を撮りました。重厚感のある西桐生駅とは一味違う小さな木造駅舎ですが、ここも開業時からのもので、車庫の建物と合わせて国の登録有形文化財に指定されています。
また大胡駅は、上毛電鉄開業当初に伊勢崎経由で本庄を結ぶ路線の計画があり、もし実現していれば分岐点となった場所です。2004年春の架空鉄道オフがその未成線を歩く企画で、開業したばかりの上越新幹線本庄早稲田駅をスタートして、鉄道を通す構造の橋脚が準備された利根川の橋を渡り、伊勢崎駅まで歩きました。
もし実現していたら東京方面への近道となり、上毛電鉄もこの地域も今とは違った発展をしていたかもしれません。
車庫に入る前に、デハ101と車庫全景を合わせた写真を撮影しました。
車庫内には、整備中の700系のほかに、東武から譲渡された黒い貨車テ241と東急から譲渡された黒い電気機関車デキ3021もありました。電気機関車は車両として登録されていないので本線走行はできないそうですが、イベント時などに車庫内を動かせるようにはしてあるそうです。東武の貨車は、用途廃止後に七光台の車庫で長年にわたって倉庫として使用されていましたが(実際には放置状態)、2009年に東急の電気機関車と合わせて上毛電鉄に譲渡されたそうです。この譲渡に際しては、東武8000系原型スタイル車の保存や来年のSL復活運転の実現に向けての活躍で知られる東武博物館の花上嘉成名誉館長の協力があったそうです。

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その後は、車庫の奥に保存されている黄色い車体のデハ104の車内に入りました。先ほど乗車したデハ101の同型ですが、窓枠がアルミに交換されていたり、明かりが電球から蛍光灯に交換されていたり、壁が白く塗装されていたり、座席の色が違うなど、だいぶ印象が異なります。モーターが撤去されたので自走はできませんが、デハ101と連結して動かせるようにはしてあるそうです。
デハ104の車内で係の人の解説をしばらく聞いてから、車庫内の設備などを見学。
工場の機械を動かす古いモーターを実際に回しましたが、電源を入れると天井に張り巡らされたベルトが回り始める光景はなかなか面白かったです。古い工場の古い機械が有機的な動きをするところは、小さなSLや貨車が鉱山を走るシーンも印象的だった「天空の城ラピュタ」などジブリ作品のワンシーンを連想しました。
また、ここには満洲からやってきたかもしれない古レールがあるとのことで、横にロシア文字の刻印があるレールがそれだとのことでしたが、発見できませんでした。
次いで、部品やヘッドマークなどが色々保管されている小屋を見学。かつては急行「じょうもう」という浅草からの直通列車が運行されていたこともあったのですね。
車庫内を1周して、最後は保線作業用の軌道自転車を体験したり、保存されている東武5700系の台車を見ました。運転シミュレーターもありましたが、時間がなかったし、あまり得意ではないのでやりませんでした。
最後は事務所内の売店で、デハ101とデハ104の写真が表紙のノートを1冊買い、移動のために集合となりましたが、ここで添乗員から東武伊勢崎線運休のお知らせを聞きました。台風による倒木により久喜から先で運転見合わせとなり、乗る予定の「りょうもう」の一つ前の列車までは運休が決まり、乗る予定の列車もこのままだと運休の可能性があるとのことでしたが、取り敢えずは赤城まで移動することになりました。
赤城駅で運行再開を待つことにし、急いでいる人は別ルートで帰るか、駅前の店で時間を潰すという案も提示されましたが、無事に運行再開。赤城駅は新しめの駅舎ですが、売店がレトロ感たっぷりなのが面白いです。
帰りは改札に入る際に団体分乗券という切符を渡されましたが、これがなんと硬券でした。硬券というと現在は記念切符のみのイメージが強かったのですが、こういうところにも使われているのですね。
そして、18時ちょうど発のりょうもう44号で赤城を出発。台湾鉄路管理局との提携を記念した「普悠瑪(プユマ)号」塗装車が来ることを期待しましたが、今回充当された車両は1本だけの250系で、これまたレアな車両でした。他の200系は、かつて「けごん」、「きぬ」に使われた旧1720系「デラックスロマンスカー」の車体だけ新しくしたものですが、この編成に限り下回り機器も新製です。
帰りは雨も上がり、太田に着く手前では虹も見えましたが、東武動物公園から先ではダイヤの乱れにより電車が詰まっていて、浅草には20分ほど遅れての到着となりました。
また、帰りも夕食の弁当が出ました。日帰りツアーで2食付きというのは珍しい気がしますが、今回の旅費は往復交通費、電車貸切代、車庫見学料、お弁当2食分、全て込みで5000円でした。主催者の厚意により通常より安くしたとのことですが、これだけ充実した内容でこの値段は多分なかなかできないでしょうね。
悪天候ながらも大きな支障もなく無事に終わりましたし、機会があればぜひまたお邪魔させてもらいたいです。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40188816.html
(2)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40188832.html
(3)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40188844.html
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