mixiユーザー(id:4197829)

2016年08月24日00:14

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ボケ老人と尊厳死

何かの記事を読んで、先日の事を思い出した。

自転車に乗っていると「・・・ください。・・・ください。」と何度も同じとを言う声が聞こえる。

「やだなぁ、怖いなぁ」等と思い走り続けると、老人がこちらに片手を上げながら「助けてください。助けてください。この人おかしいです。」と何度も言ってきた。

そこには私と同じぐらいの年配の如何にも施設の人、という作業着を着た女性が一人。
その老人は悲しいボケ老人だった。
施設の入り口であった。

これは悲しいことだ。
多分、彼が私と同程度の年代で、自分の行く末を知っていたら「そうなる前に殺してくれ」或は「そうなったら医療は不要だから殺してくれ」と言ったであろう。
体が動いてボケているのだから尊厳死は不可能、殺人になってしまう。

家族としては生きていて欲しいだろうが、こうなってまで人は生きる必要が有るのだろうか。と考えさせられた。


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