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2016年08月23日12:34

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高津おもいっきり落語研究会〜8月全10日間興行(6日目)

初日以来の2回目。やはりよく入ってます!

雀五郎さんは短めのマクラから「みかん屋」を。前半の厠のくだりも面白かったのですが、とくに後半、あほのみかん屋が再び長屋におもむいたあたりからのズレっぷりに爆笑でした。

南天さんは短めの「くやみ」で、笑いっぱなしでした。お悔やみの席で延々とノロケ話をする男のノロケっぷりのボルテージがとにかく高く、ニンが合っているとはこのことなんだなぁと感じました。マクラもたっぷり面白かったです。昨年は皆勤賞の人に南天さん手作りの絵皿をプレゼントしたが、他の3人がシレっとしていたのに、今年は皆勤賞を無しにしたら他の3人からなんで用意しないのと思われたのに腹がたった話や、結婚式の司会でのシクジリ、くやみの席でのお悔やみの言い方と完璧でした。

ひろばさんは初めて聴く噺で、くまざわあかねさん作の「さからいよし」でした。通夜にご隠居が行った場面から始まり、参列者による亡くなったよしのエピソードで構成された噺。例えば、みんなでうどん屋へ行くときに、誘えば断るのに誘わなければ勝手についてきて、みんながきつねうどんを頼めば1人だけ鍋焼きうどんを頼む、というへんこな男の思い出が次々と披露され、最後に死因でサゲ、あぁこういう人いるなぁと思いながら聴いていました。

トリはたまさん。マクラでたまさんが皆勤賞を設定しなかった理由を経済学的に説明し、南天さんが泣きながら乱入してきて爆笑でした。文我さんの話もらしくて良かったなぁ。「船弁慶」は雀のお松や雷のお松と呼ばれるやかましい女房のやかましさがたまさんらしくダイナミック!お松から頼まれた買い物を間違えた喜六が虐待される場面のしつこさもこれでもかというくらいで、サゲまでどっかんどっかん笑っていました。そのサゲ、船から転落するお松が船べりに足をぶつけて、弁慶の泣き所を打った、というもので、初めて聴きました。たまさんのオリジナルかな?


雀五郎さん司会の大喜利、今回はひろばさんが絶好調でした!

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平成28年8月22日(月)
高津おもいっきり落語研究会〜8月全10日間興行(6日目)@高津宮 社務所「末広の間」

演目:
1.桂雀五郎「みかん屋」
2.桂南天「くやみ」
3.桂ひろば「さからいよし(くまざわあかね作)」
4.笑福亭たま「船弁慶」
5.大喜利
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