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2016年08月22日21:46

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深緑の黒岳&北海岳 登山

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お盆の夏休みに2回目の大雪山へ出掛けてきました!(^^)v
前回(2014年秋)は紅葉の黒岳から北鎮岳の往復でしたが、
今回は深緑の黒岳から北海岳の往復となりました。

当初は、黒岳から北海岳を経由して白雲岳をゴールとして目指していましたが、
北海岳手前の急坂で疲れちゃったので、(^^ゞ
下山の体力も考慮し北海岳までで妥協しました。

前回の紅葉の黒岳も絶景でしたが、深緑の黒岳も味わい深いものがありました。


0.チョイス

例のごとく、釧路から黒岳の登山口がある層雲峡までは車で約300?→200km近くありまして、
日帰りは無理ですので、前日夜出発で車中泊2連泊の強行スケジュールです。(^^;

登山前日の朝は、激しい頭痛で目覚める…。(^^;
夏バテなのか?疲れが溜まっていたのか?
とりあえず朝食のパンを無理やり食べ、頭痛薬を飲んで再び寝る!(^^ゞ
何回か目覚めたけど2時間超を寝て、午前11時過ぎに2回目の起床…。
う〜む、薬が効いてきたのか頭痛が治まりつつあったので、
まずは昼食の弁当や明日の食料などの買い出しに出掛ける。車の燃料も満タンへ!
戻ってきて遅めの昼食兼夕食を食べたら午後2時を過ぎていた。
まぁ100%の体調ではないが、2泊3日の弾丸登山には耐えられると判断した。


1.前日出発

元々17時頃には釧路の自宅を出発しようと考えていたので、2時間少々を掛け
衣服などの着替えや、洗顔とお風呂セットの準備、毛布とタオルケットに枕も準備し
すべてを車に積み終えたのは17時を少々過ぎたくらいでした。

関連地域の天気予報は、概ね全域で「晴れ時々曇り」の予報なので、
とりあえず当初の計画通りに出発する事にした!


2.新ルート開拓

ルートは前回とほぼ同じで、釧路から本別を経由し、糠平源泉郷から三国峠を越え、層雲峡までです。但し、前回とは2か所ほど新ルートを通る事を計画しまして、

1つ目は、今春開通した阿寒町から白糠までの偽(無料)高速道路を使って
一気に本別ICまで高速移動できました。トンネルに次ぐトンネルだった…。(^^ゞ

2つ目は、足寄湖から上士幌を通らずに糠平方面へ抜けるショートカットの道を地図で発見していたので通ってみた!
468号線で清水谷足寄線と言うらしい…。
日が暮れて薄暗くなっていたので入り口が分かりずらかったが、ナビの無い車の私でも なんとか進入できました。舗装のアスファルトに亀裂が多々ありガタンガタン言いながら走行してましたが、途中で2か所ほど道が狭くなり、車が1台しか通れない区間もあった。
橋もめちゃくちゃ狭いのが1本あり、こりゃ〜秘境の道路って感じ。民家は1軒も無し!
こんな所で車が故障したら熊に襲われそうな森の中でして、更にどんどん進むと急な登坂となり、緩くカーブしながら ひと山を越えると今度は下り坂へ。
下りきると糠平へ向かう273号線に復帰しました。
いや〜ビックリしましたが、10分くらいしか時間短縮できなかったかも?(^^ゞ


3.夜間走行

糠平源泉郷から先は本当に真っ暗な峠道なんだよなぁ〜。(^^;
安全運転厳守で走りました!(^^)v
今回はエゾシカちゃんには遭遇しなかったけど、キツネさんをちょろちょろ沢山見掛けましたね。

三国峠を越え、大雪湖を通過し、層雲峡が近づいてきた頃、突然の閃光と爆音が…。
カミナリ?2回ほど聞こえました。上空はモヤが掛かって星は見えませんでした。

そして問題の幽霊トンネルへ!
今回は変な物体は見掛けませんでしたねぇ〜、ホッ!(^^ゞ


4.層雲峡に到着

21時前には到着したから、4時間掛からなかった???
釧勝峠を通らず、貫通したトンネルの高速道路は相当に時短になったかも?

層雲峡温泉街の公共無料駐車場へ行ってみたら、なんと今回はガラガラ?
しかも1階部分は閉鎖されていたにも関わらず…。
2階の隅っこの方で寝る事にした!(^^)v

前回の様に満車なら、また闇が支配する暗黒世界である「流星の滝/銀河の滝」の駐車場へ移動かと思ってました…。(^^;
あそこは滝の轟音で眠れないのよねぇ〜。マイナスイオンは多いけどねぇ〜。(^^ゞ


5.車中泊

さすがに もう慣れましたね!(同じ層雲峡で1回、羅臼で3回だもん!)
シートを倒し毛布を敷き、着替えてタオルケットに包まれば準備完了!
とっとと寝ます!(^^)v
時刻は22時前ですが、翌朝5時に携帯の目覚ましをセット済み。

やっぱ寝れないけど、1.5H×3セットくらいは寝たかな?
夏と言えども層雲峡では午前0時を過ぎたくらいから急に寒くなってきたので
敷いていた毛布にも包まる…。持ってきて良かった!(^^)v

朝4時には明るくなったが、渓谷はモヤに包まれている。でも晴れる予感がする!
昨日購入済みのパンなどを朝食として食す。
歯磨き・洗面・トイレを済ませたら、準備完了!
青空も見えてきた!(^^)v

公共駐車場からロープウェイの駐車場へ車を移動させようと思っていたが、
このままここに車を置いて歩いてロープウェイの駅へ向かう事にした。


6.ロープウェイ

そこそこ人が居ましたが、前回の様な混雑はナシ!
券売機が前と変わっていて?一番上のデカいボタンじゃなかったが、大人往復1枚を購入し、確か6時20分発のロープウェイに乗り込む。
ガラガラで座れたよ!(^^ゞ
約7分で5合目黒岳駅に到着し、すぐに屋上の展望台へ!
絶景、絶景!
鮮やかな深緑の黒岳がバッチリ見える!東側には雲海も少し残っていた。
写真を撮りまくり!!(^^)v


7.登山開始

ペアリフトのよる15分間の空中散歩の後、登山口のある7合目に到着!
数日前にオープンしたばかりの「黒岳カムイの森のみち」の入口をチェック!
とりあえず下山後か後日に行ってみるとして、今回も登山口へ進む。
黒岳森林パトロール事務所にて入山届けに必要事項を記入し、いざ登山開始!

全然ガラガラです!(^^)
前回と同様に ひたすらジグザグに上へ上へと登って行く。
3〜4組を追い抜いて、8合目を過ぎ、ひたすらジグザグに上へ!


8.少女A

そろそろマネキ岩が見えてくる所まで登って ひと休みしていると、先程追い抜いた家族の一番小さな小学2〜3年生くらい?の女の子だけが先に上がってきた。
「あと何分くらいで頂上ですか?」と聞かれたので、「30分くらいかなぁ〜」と答えてあげた。
「家族で登山しに来たの?」と聞くと、ちょっと困った顔をして、先程いっしょに居たのは別の家族で、本当の家族はもっと下に居ると言っていた。
その直後、「本当の家族じゃないの!」と少女は言い放った。
ん?本当の家族じゃない?親戚の家族といっしょに来たと最初は思ったが、顔の表情から何か訳ありの様子だったので「そんな事もあるさ!」と返しといた。(^^;
実際、どうだったかは聞いていないが…。

しばらくは付かず離れずで いっしょに登っていたが、マネキ岩より上に来た所で少女が下に居るはずの(偽)家族を待っている様子だったので、私の方は 一足先に頂上へ向かった。


9.黒岳頂上〜黒岳石室

前回と同じく約1時間15分くらいで登れちゃいました!(^^)v
ひと通り山頂からの景色をカメラに納める。
雲は沸いているが、まずまずの青空で感無量である!
ここからの展望は夏の方が綺麗で素晴らしい。
全体的には、青緑白灰って感じかな?

そして次のターゲットである北海岳に目をやると、意外と距離がありそうだし、一度 沢へ下ってからの登りはキツそうに見えた。この時点では北海岳は中間地点で、その先の白雲岳を目指してはいたのだが…。(^^ゞ

そろそろ黒岳石室へ向けて出発しようとしていたら、先程の少女も一人で頂上に上がってきたので「お疲れさん!」と言った後、「頑張れよ〜!じゃあねぇ〜!」とだけ言って別れた。
一期一会の出会いではあったが、彼女の今後の人生に対して心からの応援の意味でもあった。

そして黒岳石室へ向けて出発し、下りの急坂でナキウサギが居ないか左右を凝視したが発見できず…。帰りにシマリスは見たけどねぇ〜。(^^ゞ

岩場を下りきり、桂月岳を右手に見ながら少し歩けば十字路に出て、右手に進んで黒岳石室に到着。トイレ休憩!(^^ゞ


10.黒岳石室〜北海岳

黒岳石室から十字路まで戻り、北海岳方面へ進む!
まずは赤石川へ下る。途中ちょっとだけ残雪の上を歩く。涼しい風が心地よい!
お花畑っぽくなった所もあったね!美ヶ原と言うらしい…。(^^ゞ

川岸に到着したが、橋が無い…。(^^;
最初の2mくらいの板だけで、その後は石の上を渡って行くしかない。
これでも水量は減ってきたとHPに書いてあったが、部分的には深さ20〜30cmの所もあり、川ポチャは避けたい。
板の先から石を渡っていくと、どうしても途中で飛び移る石が見当たらないので、ちょっと上流側の岸から斜めに石の上を渡って真ん中まで来れたが、つま先だけは水の侵入を許してしまった…。(^^ゞ

残り半分も無事に川を渡り切り、丘を越えて再び下ると、今度は北海沢の川を渡る事になるが、こちらの川幅は狭いので難なく通過できる

しばらく川沿いを平行して歩き、大きな残雪の横を通過し、雪解け水が流れる小川を越えたら、先程の残雪の縁を登り、途中からは残雪の上を歩いて上を目指す。
夏に雪を踏みしめるのは何とも言えないね!(^^ゞ

途中から左斜面の土手を登り始めるが、結構な急こう配である。
北海岳頂上手前の岩場までは、結構辛かったので何回も休憩してしまった。
岩のすぐ下まで登ると、右へ右へと北海岳の頂上に向かって登っていく。
途中、第2のマネキ岩みたいな奇岩がありましたね。

黒岳石室から北海岳頂上へは、約1時間40分くらい掛かってしまった。(^^ゞ


11.北海岳頂上

ここからの景色も、絶景、絶景!
眼下に広がる広大な御鉢平と、向かい側に鎮座する北鎮岳があり、右手は今まで登ってきた北海沢と黒岳、左手には旭岳も雲間に見えた。
白雲岳は、南東側に広がる北海平の先に見る事が出来たが、遠い…。(^^;

北海岳手前の急坂でかなり疲れちゃったので、下山の体力を考慮すると白雲岳まで行って戻ってくるパワーが無い…。(^^ゞ
御鉢平一周と言うルートもあるが、意外と間宮岳や中岳方面もアップダウンが辛そうに見えたので、早めの昼食を取り、来たルートを引き返すことにした。(^^ゞ
時間的には まだ10時半を過ぎた所だったので、白雲岳まで行って戻ってくる事は可能だったのですが、体調が100%ではないので大事を取って無理はしない事にしました。(^^ゞ


12.下山

山頂の景色に十分満足し、11時には下山を開始!
沢に下ったら登りが待っているので、ちょっと疲れましたね!
約1時間20分くらい掛かって黒岳石室まで戻り、再び黒岳山頂へ!
帰りは やっぱり雲海の中でして 真っ白け!(^^ゞ


13.登山終了

14時半過ぎには自分の車まで戻って来れました。
いや〜、疲れたけど、満足、満足!!(^^)v

この後、少し休憩してから黒岳の湯へ!
汗を流し、体が冷えてから夕食へ!

前回行った某食堂は まだ時間が早いせいか準備中だったので、舞茸肉味噌丼は食べられませんでした…。(^^ゞ
別なお店で豚丼を頂きました!(^^)

温泉街をブラブラひと回りしてからコンビニで翌日の朝食を購入。
なんでかコンビニの横でエゾシカが親子で散歩?(^^;

本日は早朝から活動を開始したので、20時には車で就寝!
ウトウトしてたら閃光と爆発音で飛び起きました!(^^;

な、なんと、層雲峡 火まつり?の花火大会??
すげぇ〜、ちょうど目の前で花火を見ることが出来てラッキーでした!
15分くらいで終わっちゃいましたけどねぇ〜。(^^ゞ

で、ここで前日の同じ時間帯の事を思い出す。
あっ、カミナリじゃなくって、花火だったのね!
あと15分早く到着していれば昨晩も見られたのに…。(^^ゞ
後の祭りって事で、ちゃん、ちゃん!


最後まで お読み頂き、ありがとうございました。m(_"_)m


以上、深緑の黒岳&北海岳登山レポートでした!(^^)v


PS:翌日の観光日記については、次の日記で報告しますね!


フォトアルバムにも写真を掲載してますので、見てみてね!
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000100410972&owner_id=6137219


関連日記

『紅葉の黒岳&北鎮岳 登山』 (2014年)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1932472262&owner_id=6137219

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