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2016年08月21日18:11

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麻雀　ブー麻雀をやってみたい

　私は麻雀を見るのも好きで、よくニコニコ生放送のスリアロチャンネルなどの対局を楽しんでみています。強い人の対局は勉強になりますし、やっぱりトッププロの対局は見ていて面白いです。

　翻って、フィクションの麻雀作品はそれほどたくさん見てはいませんが、『むこうぶち』『アカギ』『鉄鳴きの麒麟児』といった近代麻雀に連載されている漫画の一部は楽しんでみています。萌え系雀士の活躍する『咲』ももちろん見てます

　一番好きな麻雀の作品は、清水健太郎が主演するVシネマの『真雀鬼』シリーズ。
　実在する桜井章一氏をモデルにした作品『雀鬼』シリーズの後継作品です。
　
　『雀鬼』時代はスリムだった清水健太郎が、覚せい剤使用による謹慎期間を経て復帰するまでの間にかなり太ってゴリラのようになってしまった後の作品。魅力あるキャラクターと、迫力のある闘牌シーンが見どころの作品です。

　この作品、1970年代を舞台にしているため、麻雀はすべて手積み。雀歴が浅く、ほとんど自動卓しか使ったことのない私にとっては未知の世界です。
　
　さらにイカサマも何でもありで、倍満やら役満やらが飛び交うすさまじい作品です。フィクションならではのあり得ない闘牌シーンは本当に魅力です。主演の清水健太郎が覚せい剤使用で再度逮捕され打ち止めになったもったいないシリーズですね（シリーズ後半からネタ切れの感がありましたが

）
　
　今回話題にしたいのは、真雀鬼に出てくる、ブー麻雀というルール。

　『ブー麻雀とは、一人6000点持ちで始め、誰かの持ち点が倍の12000点になるか、箱を割った時点でゲーム終了となる。三人沈めて取るトップをAトップ、二人沈みをBトップと言い、一人沈みでゲームを終了することはできない。ブー麻雀では、誰もが三人沈みのAトップを目指す』　
　～真雀鬼より～
　
　このルールは面白いですね。私がよくやる半荘戦はもちろん、短期間で決着のつく東風戦よりも軽いルール。マンツモ以上が出ればそれで１ゲーム終了です。すごい短期決戦です。
　調べてみると色々なルールがあるようで、役なしでもアガれるルールもあったりするらしいです。関東と関西でも微妙に差異があったりするみたいですね。

　戦術としては、
　①ツモ有利（特に高打点の手では。一人沈みでゲームを終了することができないため）
　②安手ならロンでもありだが、点棒状況次第で見逃しをかける手もあり。
　③ツモのためならフリテンに受ける構えも辞さない

　他にもいろいろありそうです。いや～、面白いな。
　私が住んでいる愛知県はもとより、東京方面ではブー麻雀のお店があるとは聞いたことがありませんが、関西にはブー麻雀の店がまだあるそう。今度大阪に行ったら入ってみようかな