東京から来ていた 親戚の家族
子供の夏休みの自由研究のために
「プラナリア」
が欲しいとのご要望で・・・
先日、プラナリア探しの一日となりました。
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子供の頃から、
家の周りで、何度となく プラナリア を見つけては、
遊んでいたので、
私にとっては、特に珍しい生物でもないのですが、
現在、
東京では ５匹で ￥６０００円 とかで
売られているらしく・・・
これは、儲かるかな？ （笑）
と、一瞬
商売人魂が 首をもたげました。
とはいえ、
その生態は、とっても不思議！
最近はかなり有名になってきたので、説明するまでもないかもしれませんが
この 【プラナリア】 って生き物は、
普通の生物と違って、
体を横に ２つに切ると、
�� 頭の部分からは「しっぽ」が再生します。
普通じゃね〜っか！
と突っ込みが入りそうですが・・・
�� 尻尾の部分からは、なんと 「頭」が再生するんですね！
これは、凄いことでしょう
例えば、
頭を、縦に3つに切り裂くと、
キングギドラ に なります。（笑）
１つの体に、３つの それぞれ独立した正常な頭が
出来あがるんですね！！
さらに、
こいつには、「寿命」というものがありません。
羨ましい というか 可哀そうと いうか・・・
環境さえ 綺麗なら 何百年も
死ぬことが 無いんです。
でも、強いわけでは無く、
ちょっと環境が破壊されたり、水が汚くなっただけで、
あっという間に 死んでしまう、弱い生き物なのです。
ただ、単に 作りが 「単純」 なだけ！
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彼ら家族が遊びに来る、数週間前
かみさんが、畑で見つけて
「これ何？」 っと
持ってきた ナメクジのような虫？
体長は ３ｃｍ近く、頭が「扇」のように広がっているもの。
（見た目がグロいので、↑写真では無く 古い文献の「絵」で載せておきます）
名前は、【 コウガイビル ： 笄蛭 】
古来からの日本の名前 は 【 土蟲 ： どこ 】 （昔は、なんでもかんでも 土虫 でしたが・・・）
「ヒル」という名前が付いてはいますが、
ヒルとは、まったく種類が違い、これも 「プラナリア」の一種です。
（陸上に生息する、大型のプラナリア）
これも、また 脅威的な 自己 再生能力 があります。
まだまだ、普通に これらの珍しい生き物が
周囲にはいるんですが・・・
困った事に、最近は 家の周りの 川という河は、すべて
U字溝
なる コンクリート製品で固めてしまっていて、
プラナリアが生息できる環境にありません。
仕方なく、
車で２０分程かかる 山奥の 「山寺薬師寺」の
「延命清水」
まで、足を延ばしてみることに・・・
ここは、綺麗な湧水が出ているので、いつ行っても
誰かしらが並んで水を汲みに来ています。
今回も、わざわざ長野県から
６リットル近いポリ容器を ８個も積んできている人がいた。
ここまで来れば、自然の川があるだろうと思っていたのですが、
改めて、周りを観察して驚いた。
これだけ山奥に分けい出ても、ほとんどの小川には
U字溝 が 入っている！
自然石が転がっている川が無い！
あっても、そこまで行く道が無い！！
これでは、ホタルも 激減するわけだ！！！！
ペットボトルに何本かの 延命水を戴いて、
山奥から、順に入れそうな川を、探し探ししながら降りてきた。
結局は、
我が家の山の手前まで、河川に降りられそうな場所が１つも無く・・・
家のすぐ近くで プラナリア採集となりましたトサ。
ものの１０分もかからずに、
６匹ほどの 小さな小さな プラナリア を見つけ、
都会生まれの人たちは、 たいそう 喜んで 眺めていました。
東京へ、帰る 前日
もう一度、薬師の水を 大きなポリ容器で取りに行ったようで・・・
その水で、頑張って 育ててみるようです。
体を ２つに切って、
再生 する所まで、
死なせずに 観察できるだろうか？
ちなみに、こいつは 肉食 です。
。
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