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2016年08月15日17:04

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上方落語競演会

平成28年8月13日
アワーズホール

「延陽伯」 桂 阿か枝
「青菜」 笑福亭銀瓶
「代書」 桂雀々
中入り
太神楽 ラッキー舞
「桃太郎」 笑福亭 福笑

鶴瓶や米朝一門会だと大ホールが満員になるわが町
このメンバーですと中ホールでも埋まらない
入門20年以上の中堅、ベテランの構成で2500円はお徳だと思うんですが

地元出身の阿か枝に続いて登場の銀瓶は国立明石高専出身
客席に先生が居たこともあって校歌斉唱
出演者の中で一番偏差値が高いと自慢したが、阿か枝も私立の進学校から岡山大学
以前高座の合間に鶴亀算を解いた事があったが学歴に拘りがあるのかな
ともあれ最近よく掛けている「天災」でなくてよかった
あの噺の面白みが判らないので
個人的に面白かったのは雀々

噺家は師匠に入門、内弟子修行から始まります
枝雀師匠がこうやって墨を摺りながら、思いを巡らし
しばらくして短冊に一筆さらさら、
こんな儀式があって名前が決まると思うでしょう
違ってました
忘れもしません39年前の6月1日
お昼に冷やし中華召し上がってました
傍らの奥さんが師匠に
そろそろこの子に芸名付けてやったら、弟子にとるの決まったやんから
師匠はひたすらもぐもぐ
奥さんが再度、名前どうすんの
口に一杯ほうばりながら突然、ジャクジャク
ええ加減でしょう、

こんなマクラでの仕草や代書での物言いに枝雀が偲ばれます
ご健在なら当日13日は喜寿の誕生日でした
弟子の九雀さんも寂しそうにつぶやいてました



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