観た映画　「パットン大戦車軍団」　1970年アメリカ

8月13日の土曜日にBS-TBSで放映された「パットン大戦車軍団」を観ました。アカデミー賞7部門を獲ったとは思えませんでしたが、冒頭の巨大なアメリカ国旗の前でのパットンの演説は印象的でした。この映画を観て感じたこと、「戦争に駆り出された兵士は、どんな考えや思想を持っていようとも、全て捨てて命令どおりに動く兵隊とならねばならないこと」。戦争では殺らねま殺られるのですからね。だからといって戦争を認めるわけではありません、決して戦争にならないように努力することこそ、もろもろの悲劇を生まないことだと思うからです。しかし、パットン将軍、古い戦の知識が豊富で研究熱心、過去のどの戦争でも戦って来たと自負している戦争好き。敵を作って、その敵を殲滅することに生きがいを感じているのですから、その部下になるのは堪りませんねぇ。




「パットン大戦車軍団」　1970年アメリカ
猛将パットン将軍の壮烈な生涯が、迫真の戦争ドラマと交錯する！　アカデミー賞７冠を制した傑作戦争巨編！
番組内容：類い希なる戦略家として敵に恐れられながら、余りに激しい気性と名誉欲、そして奇行によって失脚を繰り返したパットン将軍。有名なロンメル将軍との戦車同士の決戦、パレルモ奪還での強引な戦法など史実そのままの迫真の戦争ドラマが展開する。※一部字幕あり
出演者：ジョージ・Ｓ・パットン大将…ジョージ・Ｃ・スコット（大木民夫）　オマー・ブラッドリー将軍…カール・マルデン（島宇志夫）　ホバート・カーバー准将…マイケル・ストロング（村松康雄）　ロンメル元帥…カール・ミカエル・フォーグラー（伊藤惣一）　ほか　脚本：フランシス・Ｆ・コッポラほか　監督：フランクリン・Ｊ・シャフナー　制作：1970年アメリカ（20世紀フォックス）