8月10日(水)チェックアウトを済ませ、桜の馬場城彩苑に車を停めました。
城彩苑の観光案内所に常駐するボランティアガイド「くまもとよかとこ案内人の会」は
今の熊本城を見てほしいという思いで、6月17日に活動を再開。
絶対にお話しを聞きながら見学したい。9:00開場とともにお願いしました。
「どちらからいらしたんですか?」 「千葉です」 「遠くから・・・ありがとうございます」
こんな大変なときにガイドをしていただけるので、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。
高千穂さんという男性が私たち夫婦と一緒にまわってくれることになりました。
★熊本城
約400年前に加藤清正が築いた日本三名城のひとつ。別名「銀杏城」
上に向かうほど角度が急になる石垣「武者返し」は、外的侵入を阻止する最大の特徴です。
未申櫓(ひつじさるやぐら)。
武者返しに見とれながら西側にまわると・・・大きく崩落していました。
右から大天守・小天守・宇土櫓(うとやぐら)。遠くからでも本丸の威厳を感じます。
戌亥櫓(いぬいやぐら)。
左手前の角石一列だけで支えている状態です。角石の強度と重要性がわかります。
国土地理院の調査の方々に会いました。
巨木が根こそぎ、なぎ倒されていました。
加藤神社の手前から見る宇土櫓。
「ここからがいちばん近く見えますよ」 20mの高石垣は大丈夫なようです。
「第三の天守」と呼ばれる五階建ての立派な櫓。上りたかったな〜
加藤清正を祀る加藤神社。立入禁止ではない、数少ない場所です。
神社境内から見た大天守・小天守。瓦の崩落がはっきりわかりました。
くまモン達磨がありました。毛筆に並々ならぬ決意を感じます。
熊本にとって、熊本城が絶対的シンボルであり、どれだけ心の支えになっているか。
肥後54万石の加藤清正がどれだけ愛されていて、自慢の武将か。
痛いほど伝わってきました。
真夏の二の丸広場は清々しい芝生に覆われて、震災などなかったようにさわやかです。
城彩苑に戻ってきたのは10:15ごろ。
暑い中、地震の影響や歴史を丁寧に説明してくださった高千穂さん。
本当にありがとうございました。
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