映画館に行って観る事も自己責任、
この日記を読む事も自己責任。
庵野監督作品が好きでたまらないなら特に読む必要無し。
最悪。会議の場面が延々続く。
背広が早口言葉で観客に説明しているだけ。
緊迫感を演出しているつもりか?
長々と続く会議の間にゴジラが暴れて被害拡大かと思いきや
エネルギー切れで棒立ちで寝たまま。
リキシの顔面尻押し付け待ち、
ロック様のピープルズエルボー待ちのやられ役レスラー並のお行儀の良さ。
不眠不休、帰らずに対策を練るメンバーを褒める。
ゴジラよりも人間が怖いと登場人物に言わせる。
観客が映画の後に感想として言って欲しい事も全部、
役者に言わせる。
彼岸島スタイルか?さすがアキラさん!
会議の間は動かないゴジラも正に同時進行が出来ない彼岸島スタイル。
私なら最初に現れたウナギゴジラは観客にゴジラと思わせてがっかりさせておいて
唐突にマジゴジラが現れてウナギゴジラを食い殺させる。
私ならゴジラの凄まじさに主人公達が錯乱して
現実逃避で泣きながらセックスに耽る等の絶望的状況を表現してみたい。
私ならアメリカと国連が核爆弾の使用を勧告してくる、という形ではなくて
日本国民が核爆弾を落としてくれと泣き叫んで懇願する表現にする。
私なら最初に現れた「尻尾」は「触手」と表現して
観客にあれはゴジラだよ、という「志村後ろ」状態を楽しませる。
私ならこうする、が多すぎて書ききれない。
さて、国連による核爆弾投下の前の最後の賭けが
ゴジラに効く冷凍液の注入作戦。
冷凍液開発から作戦開始までゴジラは殆どずっと棒立ちで寝たままでいてくれている(2週間?)
東京駅かな?駅で棒立ちで寝ていたゴジラに電車爆弾とビル倒壊をぶつけて寝っ転がって貰ってクレーンホース車でお口に冷凍液をチュウチュウ。
1発目は熱線で反撃されて第1陣は全滅するが
熱線で消し飛ぶ人間達の姿は特に描かれず。
2発目の足払いからのお口にチュウチュウでゴジラは
凍り付いて劇終。
今、ゴジラは凍り付いたままその場に立ったままです、
で終わり。
小型核爆弾で東京が一部崩壊してもゴジラはびくともしない、とか。
冷凍お口チュウチュウ作戦が失敗した瞬間に大型核爆弾を落とす手筈になっているとか、それだけでも緊張感が持てるのに。
バンカーバスターでキレたゴジラが東京を火の海にした時は「お、日本は終わったか?」という面白味もあったが
一夜明けたらゴジラは寝てて街も燃えた感じがしてないって相手の変化についていけない琴奨菊の様にずっこけた。
会議会議会議、早口言葉でぺちゃくちゃ状況説明しているのがカッコいいと思う人は観れば良い。
意見の対立も特にない、殿、ご決断を。が時々入るだけの会議会議会議。
ゴジラ?会議会議会議ゴジラ会議会議会議会議会議ゴジラ会議会議会議会議会議会議核爆弾?冷凍お口にチュウチュウ作戦。
↑これ、冗談とか私が発狂しているとかではないから。
ナウシカに喩えると王蟲の群れの暴走から物語が始まって、巨神兵を使うか冷凍液を開発するかという会議の間には王蟲の皆さんに寝て待って貰って冷凍液を使って何とか食い止めました。
というだけの話。
良い所が本気で思い出せない。
英会話の和訳字幕を白字で白い背景上に書くなや。
2時間程度の時間を4時間に感じさせる相対性理論的ウラシマ的効果か。
ツルツル滑っているので受け身の練習に最適なのか。
石原さとみ?本人の責任ではないが日系アメリカ人なら
「顔は日本人でも心はアメリカ人だから」というのがリアルだろうがと。
映画館には他にも上映作品があったのに
わざわざこれを選んだ自分が恥ずかしくて情けない。
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