宿の部屋の割り振り（旅行社の企画にいた頃の話

宿泊施設の部屋は

・宿の持ち分
・旅行社Aの持ち分
・旅行社Bの持ち分
・旅行社Cの持ち分

みたいに割られてるんだよー

例えば100室あったとして
宿が70
A：15
B：10
C：5

みたいに設定されるわけです
（ABCここまで極端ではない筈だけど、他社が何室持ってるかお互い知らない、宿だけが知ってる）
どの旅行社も自社の割り振りを多くしてもらいたい
旅行社の割り振りはつまり旅行社が宿から仕入れてるわけで
宿にしたら自分とこで販売した方が儲けがあるから旅行社に沢山は卸したくはない

でもそこは駆け引きで、仕入れ担当は必至になって宿と仲良く話が出来るよう頑張る
もうね
横の部署が仕入れだったからいつも感心してた

だから
宿が70満室でも
Aが15満室でも
Bが1空室持ってたり
Cが3空室持ってたり

同じ宿でも
別の窓口を使えば、空室出る事、あるある

この話は宿が70の部屋をさらに
ネット40
電話30
みたいに割り振ってたって事だよね（実際の割り振りは宿関係者じゃないのでわかりません）

どこか一つの窓口で満室だったから全部埋まってるって思い込みがちだけど
違うから
同じ商品に見えて
実は割り振られてるから一元化されてないんだよ


ホテル予約　ネットで「満室」でも実際は空きがある？
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=4133865