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2016年08月08日02:16

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この記事は、

■相模原障害者施設19人殺害事件 この狂気を生んだものは何だったのか
(dot. - 08月02日 11:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=4123511

すでに知られている情報を、整理しただけ。
30年の事件記者経験とかいっているが、警察発表をそのまま記事にしている日々の生活では、目についたいくつかの意見を、小器用にコンパクトな見出し的文章に、まとめるだけなんだろう。

この記事の、偉そうな「この狂気を生んだものはなんだのだろのか」とかいうタイトルに、どんな記者の実感からの思考で、応えているだろうか?

>今回ほど結果の重大さと犯人の矮小さのアンバランスな事件は経験したことがない

だそうだが、この記者は、事件の本質を、どうゆうメガネで、みているんだろうか?

事件記事を商品として生産しても、犯罪者たちの心の襞に触れることのなかった30年間では、事件の本質や今回の凶行青年の心の闇にも、触れるどころか、近寄ることすら出来ないのは、当然だろう。

>空気は澄み、騒音もなく、凶悪な事件の発生を予感させるような特性は全くない
にいたっては、いまどきこんな陳腐な文章は、高校生の日記にも書かないだろう。


まさに、このマスコミの独特の価値観と論理の、薄っぺらで紋切り的で、実感をともなわないことで、かえって夜郎自大になっていく発想こそが、社会にイライラと憎悪を蔓延させているわけで。

ニュースが商品化されることで、ひとつひとつの事件の、唯一の歴史性と事件性そのものが、一瞬のTV画面や一片の記事として、一時の噂の風として、人々の意識と記憶に残るだけで。


凶行の淵源に迫れないなら、せめて「障がい者を守りきるデモ」の呼びかけでもしたら、まだ立ち位置がハッキリするのに。




「一日の行動半径が、数十cmもない障がい者たちの命の尊厳」に、この記者たちは、どんな意味を感じているんだろう?


この凶行青年のヘイト感情という障がいもまた、一つの命の焔なわけで。

こうした空虚なキャッチコピーの羅列では、また別なヘイト犯罪を育てていくだけでないのかな?


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